妖怪島暮らしゲーム『清宮物語』5月21日にSteam早期アクセス配信へ。烏天狗の姿で飛んだり猪になって耕したり、妖怪変化冒険生活

Fireshine Gamesは5月6日、『清宮物語(Tales of Seikyu)』について、Steam向けに早期アクセス配信を5月21日に開始すると発表した。本作は妖怪の力を活用して冒険するライフシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのFireshine Gamesは5月6日、ACE Entertainmentが手がけるライフシミュレーションゲーム『清宮物語(Tales of Seikyu)』の早期アクセス配信を、5月21日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、妖怪や魔法の存在する世界を生きる作品だ。さまざまな場面で妖怪の力を活用するゲームプレイが特徴のひとつとなる。

『清宮物語』の舞台となるのは、人里離れた静かな隠れ島である清宮。そこはかつては妖狐の領地だったとされ、妖怪たちが人間の姿で自由に暮らせる憩いの場となっている。また、主人公の祖先も清宮で暮らしていたという。主人公とその妹の狐穂(こほ)は、海を漂流したのちこの島にたどり着き、新たな生活を始めることになる。

本作にてプレイヤーは、清宮にて手に入れた小さな家を拠点に日々の生活を送る。家には農場が存在し、作物を栽培・収穫して料理を作ることができる。魚釣り要素も存在するとのこと。家や農場は拡張可能で、また家具を作って配置するなどして、自分好みの雰囲気にカスタマイズできる。なお、将来的にはアップデートで牧場が追加され、家畜を育てられる要素も導入されるそうだ。

主人公は妖狐の血を受け継いでおり、さまざまな妖怪の姿に変身することができる。たとえば、烏天狗に変身して清宮の空を飛び回ったり、スライムになって海底に潜り沈んだ宝を探したり、あるいはイノシシの姿で農地を耕すことも可能。島の探索を進めるにつれて変身できる妖怪の姿が解放されていき、日々の暮らしや探索が便利になっていく。

また、島を探索する中では妖怪と戦うこともあり、そこでも主人公の妖怪の力が活躍する。島には隠された遺跡が点在し、探索することで宝を発見できたり、島の謎が明らかになったりするという。かつて清宮にいた妖狐の一族は謎の失踪を遂げたそうで、その真実を探ることは本作の目標のひとつとなるようだ。

このほか、町にはたくさんの住民がおり、彼らのお願いを聞いて助けてあげたり、お祭りやミニゲームに参加したり、あるいはプレゼントをあげたりといったかたちで交流することに。さらに、ハートイベントと呼ばれる特別なクエストをクリアすることで、住人たちをより深く知ることができ、恋愛関係に発展することもあるとのこと。

早期アクセス配信開始時点では、本作の第1章にあたるコンテンツが収録され、農業や釣り、料理、家具や衣装のカスタマイズ、ボスバトルなどをプレイ可能。変身可能な妖怪は3種類、ハートイベントが発生する住民は6人が登場する。正式リリースまでは1年ほどかかる見込みとされ、その間には残るチャプターの追加と共に、島のエリアや機能の拡張、NPCの追加など、さらなるコンテンツが追加される計画となっている。

『清宮物語(Tales of Seikyu)』は、PC(Steam)向けに5月21日に早期アクセス配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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