VR斬るだけお料理ゲーム『ソード・ビストロVR』TGS2024に試遊出展へ。リズムに合わせて食材をぶった切ると、AI生成で不思議料理が爆誕

ゲームオンは9月19日、VR IMAGINATORSが手がける『ソード・ビストロVR』の非VRのPC版を正式発表した。本作は、AI異世界料理リズムアクションゲームだ。

ゲームオンは9月19日、VR IMAGINATORSが手がける『ソード・ビストロVR』の非VRのPC版を正式発表した。本作のSteamVR版はすでに早期アクセスを実施しており、今回発表されたPC版ではVR機器の代わりにマウスやゲームパッドを用いたプレイが可能となっている。VR版、PC版ともに9月26日から開催される「東京ゲームショウ2024」(一般公開日は9月28日および29日 )にて出展予定だ。

本作は、「AI異世界料理リズムアクション」と標榜されている。本作でプレイヤーに求められるのは、次々と投げつけられる食材を一太刀で両断し、魔法の鍋を満たすこと。調理そのものは魔法の鍋が担当し、料理を完成させてくれる。


そして本作の大きな特徴となるのが、ChatGPTを使用した画像生成AIが、オリジナル料理の画像を提供してくれる点だ。異世界料理を名乗るだけあり、提供される料理のなかには魔法の植物を扱ったものや風属性を帯びたものなど、一筋縄ではいかないものも生成されるようだ。本作では料理の質を上げるためにひたすらに食材の一刀両断を目指すリズムゲーム的な側面と、プレイの度にランダムに生成される料理を楽しむガチャ的な側面の両方を楽しめることが持ち味となっている。またどこかで聞いたBGMや台詞など、小ネタが散りばめられている点も特徴だろう。


本作を開発するのはVR IMAGINATORS。VRコンテンツの企画・開発・コンサルティングなどをおこなう国内の企業だ。2016年からVR技術を用いたゲーム開発を行っており、最近ではAIによる画像生成や対話技術の開発にも力を入れているという。

『ソード・ビストロVR』については、9月から数えて半年ほどの早期アクセス配信期間が予定されているとのこと。正式リリースに向けて、ノーマル/ハードのプレイ難易度や、プレイを通してゲーム内通貨を貯められるシステム、通貨を使って武器の見た目の変更などが可能なシステムなどが実装予定。フィードバックを受けながら、開発を進めていくそうだ。

『ソード・ビストロVR』のSteamVR版は現在早期アクセス実施中、Meta Quest版と非VRのPC版は9月末頃のリリースを予定している。また、スマートフォン版も今年の冬にリリース予定だ。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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