Nintendo Switch 2『ドンキーコング バナンザ』は、『スーパーマリオ オデッセイ』と同じチームが開発。任天堂が認める
本作の開発は、『スーパーマリオ オデッセイ』と同じチームが担当していることが明らかになった。

任天堂からNintendo Switch 2向けに7月17日に発売予定の3Dアクションゲーム『ドンキーコング バナンザ』。本作の開発は、『スーパーマリオ オデッセイ』と同じチームが担当していることが明らかになった。海外メディアEurogamerが報じている。
本作は、『ドンキーコング』シリーズの最新作だ。雄大な景色が広がる地下世界を舞台に、主人公のドンキーコングは黄金のバナナを求めて、相棒の少女ポリーンと共に冒険する。ドンキーコングのパワーで地形を自由に破壊でき、またポリーンの歌声によってドンキーコングがシマウマやダチョウの姿に変身し、新たなアクションが可能になるゲームプレイなどが特徴となっている。

『ドンキーコング バナンザ』は任天堂作品ではあるが、社内外の具体的にどのチームが開発を担当しているのかは、これまで明らかにされてこなかった。そもそも任天堂は、そうした情報を積極的に公表することはあまりなく、発売後にスタッフクレジットなどから判明することがほとんど。あるいは、たとえば『スーパーマリオRPG』のリメイク版の開発にアルテピアッツァが参加したことや、『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』にアクワイアが携わったことは、事前ダウンロード開始後に知的財産表記から判明した。
本作については、海外メディアによるプレビュー記事が7月1日に解禁。プレビューイベントに参加したEurogamerは、任天堂に本作の開発元について質問したのだという。すると同社は、『スーパーマリオ オデッセイ』と同じチームが開発を担当したことを認めたそうだ。
『スーパーマリオ オデッセイ』は、Nintendo Switch向けに2017年に発売されたアクションゲームだ。その開発は、任天堂企画制作本部の第8プロダクションが担当した(ファミ通)。前身となる東京制作部時代には『ドンキーコングジャングルビート』を手がけたとされ、同シリーズとはもともと所縁があった模様である。
なお、『ドンキーコング』シリーズのヒロインとして知られるポリーンは、『スーパーマリオ オデッセイ』にも登場していた。『ドンキーコング バナンザ』では、彼女の若い頃の姿が描かれるようだ。また『スーパーマリオ オデッセイ』でのポリーンは歌うことが趣味だとされており、本作ではその設定を引き継いだものと思われる。
『ドンキーコング バナンザ』は、Nintendo Switch 2向けに7月17日に発売予定だ。