オンライン対戦対応・麻雀風寿司ゲーム『寿司王 -sushi ou-』Steamにてお披露目。寿司ネタを揃えて役を作り、時には食べて放銃回避

インディー開発者の瑞原りた氏は7月3日、麻雀風ボードゲーム『寿司王 -sushi ou-』のPC(Steam)向けストアページを公開し、ゲーム概要を披露した。本作の配信時期は未定。

インディー開発者の瑞原りた氏は7月3日、麻雀風ボードゲーム『寿司王 -sushi ou-』のPC(Steam)向けストアページを公開し、ゲーム概要を披露した。本作は今年の夏頃に配信予定とのこと。

本作は、寿司店をモチーフにした麻雀風ボードゲームだ。プレイヤーは、お寿司が好きな職人「寿士」となり、個性豊かなキャラクターたちと対戦し、寿司王の頂点を目指す。


『寿司王 -sushi ou-』は、最大3人でのオンライン対戦に対応するほか、CPUと対戦する練習モードも用意される模様。オンライン対戦は、いわゆるランクマッチかフレンドマッチにてプレイできるようだ。本作には25種類の寿司ネタが収録され、麻雀風のゲームとしてプレイ。手番が回ってきたら寿司をランダムで受け取り、計10個の寿司でほかのプレイヤーよりも先に役を作ればアガることができる。

基本としては2貫5組の寿司を集めるかたちとなり、2貫揃えた寿司ネタの種類やジャンル、およびそれぞれの組み合わせによって役が決まる。たとえば、ウニ軍艦を2貫揃えれば「軍艦セット」という“一飯役”になり、すべて軍艦ネタで揃えることができれば三飯役の「軍艦一色」が成立するようだ。また、指定されたおすすめネタを2貫揃えることでも役になる。麻雀の要領で、リーチやツモ、一発も一飯役として用意されている。


特徴的な要素のひとつとしては、引いてきた一番右の寿司を食べられるシステムがある。対戦相手に危険な寿司ネタだと思った場合には、食べて放銃回避できるわけだ。ただ、食べるにはお金を消費する。また、サイドメニューを注文できる要素も存在。スコアがアップするデザートや、握り寿司を引ける味噌汁、あるいは手持ちの寿司ネタを炙れるバーナーといったものがある。炙った寿司ネタも、特定の役の成立につながる。

このほか、寿司を食べたりサイドメニューを注文したりして心が満たされると、満腹状態になるシステムも存在。満腹状態でリーチをすると、一定確率で幻の寿司である虹寿司が現れ、必ずアガることができるという。


開発者の瑞原りた氏は、今年2月頃にSNS上で本作の制作を発表。以降開発の進捗が随時報告され、5月に公開された紹介映像(本稿冒頭に掲載)は600件近くリポストされるなど大きな注目を集めることとなった。そしてこのたびSteamにてストアページが公開され、本作のゲーム概要が正式に披露された格好である。

『寿司王 -sushi ou-』はPC(Steam)向けに、今年の夏頃に配信予定。また、今後スマホ版なども配信する計画だそうだ。

【UPDATE 2024/7/3 16:46】
配信時期およびプラットフォームを追記

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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