Steam“積み上げ”海上街づくりシム『崩壊都市』急速人気スタート。「リアル物理演算」で設計ミスると即崩壊、非常食はお隣さんな限界絶海都市づくり
tinyBuildは4月3日、サバイバル都市建設シム『崩壊都市』を配信開始した。さっそく人気を博している。

tinyBuildは4月3日、All Parts Connectedが手がける『崩壊都市』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。配信開始からまもなく同時接続プレイヤー数が4000人を突破するなど、注目を集めている。
『崩壊都市』は、サバイバル都市建設シミュレーションゲームだ。果てしない海に覆われた終末世界にて、プレイヤーは一人の指導者として都市を建設していく。資源や人材、さらには社会的ニーズといったあらゆる要素を管理しつつ、海上都市を発展へと導くのだ。

本作では、リアルな物理演算に基づく3D建築システムが採用されているという。重力や張力、素材の強度といった各要素を考慮しつつ都市を築く必要があり、設計が不十分であれば建造物はたちまち崩壊する。また施設は研究ツリーを進めることで順次アンロックされていき、雨水収集装置や精錬所、電波塔といった設備にくわえ、食糧問題を一気に解決する「人肉食の小屋」など一風変わった施設も利用可能となる。
施設の建築と並行して、資源の採取や物流網の確立、経済の管理も進めなければならない。都市には「労働者」「船員」「技術者」の3勢力が存在し、それぞれ船舶やクレーンの使用権といった特性を持つため、各勢力の強みを活かしつつ対立しがちな要求を管理していく。また、生存者を海上へ派遣することも可能だ。水没した世界の遺跡へ派遣することで、貴重な資源や建築スペースを確保できる。こうした探索要素や都市運営、さらにはランダムイベントといった課題に対処しつつ、民を先導していくのだ。

そんな本作には、8つのシナリオを攻略するストーリーモードにくわえ、自由に都市建設を楽しめるサンドボックスモードも収録されている。サンドボックスモードはSteamワークショップに対応しており、自作ステージの共有が可能だ。天候や難易度、成長速度、ランダムイベントの種類など、複数のゲームシステムを細かく設定できる。過酷なサバイバルに挑むだけでなく、都市づくりそのものに没頭する遊び方も選べるというわけだ。
本作は4月3日のリリース直後から注目を集め、最大同時接続プレイヤー数は4866人を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューは344件中78%が好評とする「やや好評」ステータスにとなっている。本作は限られた空間に施設を積み上げていく立体的な都市建設と、物理演算を踏まえた設計要素が持ち味。平面的に広げるのではなく、上下も含めて街を組み立てていく点は、街づくりにパズル的な思考をもたらしている。また派閥要素やランダムイベントといった豊富な要素を備えながらも、過度に厳しすぎず遊びやすいバランスに収まっている点も、好意的に受け止められている。

その一方で、操作性や建物の視認性、カメラワークなどについては不満の声も見受けられる。また本作は日本語表示にも対応しているものの未翻訳の部分もあり、最適化不足、AIの不自然な挙動といった課題点も指摘されてきた。とはいえ、本作はリリース後すでに二度のアップデートが実施されており、ローカライズの改善やバグ修正など、各種問題への対応が進められている状況だ。今後のアップデートによってさらに遊びやすさが向上していくことが期待される。
『崩壊都市』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして4月18日までは、定価から15%引きの税込2890円で購入可能だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


