デベロッパーのDouble Stallion Gamesは7月19日、アクションRPG『Surfpunk』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
本作は、最大4人オンライン協力プレイ対応の脱出型アクションゲームだ。海に浮かぶ古代遺跡がステージとなっており、サーフィンのようなスタイルで水上を移動できる要素が特徴のひとつとなる。
『Surfpunk』の舞台となる世界はかつては繁栄していたものの、現在は没落した状態にあり、古代遺跡には果てしない富が埋もれているという。プレイヤーはお宝ハンターのレイダーとなり、南国の島に存在する遺跡を襲撃。敵と戦いながら、そうした秘宝や資源を集めて、手遅れになる前に脱出することを目指す。
ステージの島々はプレイするたびにランダム生成され、プレイヤーは拠点となる船から、ラッシュボードと呼ばれるエンジンを搭載したサーフボード風の乗り物に乗って向かう。上陸できる地点は複数存在する様子である。島の古代遺跡には、黒いインクでできたような未知の怪物スミが潜んでおり、発見されると大群で襲ってくるようだ。
プレイヤーには剣や銃などの武器が用意され、ハイテンポなバトルが展開される。また本作にはクラフト要素があり、島で集めた資源をもとに現地で装備品を作ったり、爆発する樽を配置して敵を誘い込んだりといったことが可能。ハシゴをクラフトして遺跡探索に役立てることもできる。
古代遺跡を襲撃する目的のひとつには、レイダーの暮らしを支えるエネルギー源イヴレスの確保があるという。トレイラーでは、遺物を起動させて、敵の波状攻撃を一定時間耐えたのちに、巨大なクリスタルのようなものを入手する場面がある。これがイヴレスなのかもしれない。そして集めた資源はラッシュボードにつないだボートに乗せ、海を移動してさらに探索。本作では時間を賢く使う必要があるとのことで、敵の脅威が増大するリスクを考慮しながら、できるだけ多くのお宝を集めて島から脱出するのだ。
拠点の船では、装備品やスキルのカスタマイズをおこなえる。プレイスタイルにあわせて、戦闘や移動の能力を上げることが可能とのこと。トレイラーでは、鍛冶屋にさまざまな剣を作ってもらう様子があり、直後の戦闘シーンでは剣を振ると衝撃波のようなものが発生している。本作では、多種多様な性能をもつ武器が登場することをうかがわせる。
本作の開発元Double Stallion Gamesは、カナダ・モントリオールに拠点を置くインディースタジオ。Riot Gamesと協力して手がけた探索型アクションゲーム『コンバージェンス:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー』や、格闘アクションゲーム『Speed Brawl』などの作品で知られ、アニメ調のビジュアルスタイルを得意とする。本作『Surfpunk』では、新たに3Dアクションに挑戦した格好で、リプレイ性の高いゲームプレイになるとのことである。
『Surfpunk』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。