尖りゲーム会社スティング、新作RPG『VIractal (ヴィラクタル)』を発表。ダイスとデッキ構築のマルチプレイ、らしさ出る久々の完全新作

『VIractal (ヴィラクタル)』は、ダイスボードゲーム型RPGだという。スティング久々の完全新作。

スティングは4月28日、完全新作RPGとして『VIractal (ヴィラクタル)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年発売予定。5月12日には体験版も公開するという。

『VIractal (ヴィラクタル)』は、ダイスボードゲーム型RPGだという。物語としては、プレイヤーが薄暗い謎の部屋で目を覚ますところから始まるという。記憶を失った主人公が、眼の前にあったボードゲームをプレイすることで冒険が始まる。

プレイヤーは自由な移動とイベントを通じて個性的な冒険を繰り広げ、カードデッキ構築による戦略的な戦闘を楽しめるという。ダイスロールとカードを融合させた戦闘システムが特徴で、ランダム生成されたステージを進んでいくゲームとのこと。本作は1人プレイだけでなくマルチプレイ(オンライン対応)に対応する見込みだ。

スティングは、東京に拠点を置くゲーム会社。古くは『BAROQUE』や『Riviera』、『ユグドラ・ユニオン』『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』など尖ったゲームを展開し支持を得ていた。最近では受託開発や旧作の移植を展開する一方で、『ドカポン』シリーズ関連に携わっていた。本作はスティングとしては久しぶりの自社主導の完全新作になるわけだ。情報を見る限り、さまざまなゲームシステムをかけあわせつつも、『ドカポン』シリーズのようなボードゲームのシステムを融合させている印象。同社のらしさが出た新作になりそうだ。

『VIractal (ヴィラクタル)』は、PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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