シューティングゲーム『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』Steam版7月末に配信へ。『式神の城Ⅲ』のNintendo Switch向け移植も決定

『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』は、『トリガーハート エグゼリカ』に追加要素を導入し、2009年にPS2向けに発売された作品だ。

株式会社コスモマキアーは6月10日、シューティングゲーム『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』のPC(Steam)版を7月末に配信すると発表した。価格は3400円。

また今回、シューティングゲーム『式神の城Ⅲ』のNintendo Switch向けの移植も決定。配信時期など詳細は後日発表される。

『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』は、童(わらし)が開発した縦スクロール・シューティングゲーム『トリガーハート エグゼリカ』に追加要素を導入し、2009年にPS2向けに発売された作品だ。クラウドファンディングを通じてNintendo Switch向け移植が実現し、今年4月に先行してリリース。そしてこのたびPC(Steam)向けにも展開されることとなった。

本作は、メカを装備した美少女のような自機トリガーハートを操作してプレイするシューティングゲームだ。ショットタイプが異なる複数のキャラクターが登場し、「エンハンスド」版には持続攻撃が可能な専用レーザーを装備する「フェインティア」が追加されている。また基本システムとして、本作は敵にアンカーを射出するアンカーシュートが特徴で、アンカーで捉えた敵を防御や攻撃に利用できる。

本作のアーケードモードにおいては、フェインティアのショートストーリーとエンディングが追加。Steamのランキング機能にも対応する。なおスコアの計算方式について、オリジナル版ではアンカーシュートで敵を破壊すると得点倍率が変動したが、「エンハンスド」版では変動しない。

また、およそ70枚ものスチルイラストを使用したストーリーがフルボイスで展開されるエンハンスドストーリーモードでは、イラストの高解像度化が実施。このほか、トレーニングモードも用意されている。

『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』のPC(Steam)版は7月末に配信予定だ。サウンドトラックや、『トリガーハート エグゼリカ』を含むバンドル版も同時配信される。また、Nintendo Switch版は現在配信中である。

また今回、縦スクロール・シューティングゲーム『式神の城Ⅲ』のNintendo Switch向け移植が決定したことも発表された。本作は、2006年にアーケードで稼働し、のちに家庭用にも移植された『式神の城』シリーズ第3弾だ。コスモマキアーからは、今年3月にPC(Steam)版が先行してリリースされており、続いてNintendo Switch版も発売される。配信時期など詳細は後日発表するとのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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