Ubisoftは10月27日、ウィンタースポーツゲーム『STEEP(スティープ)』のオープンベータテストを実施すると発表した。期間は11月18日から21日までで、発売予定プラットフォームであるPC/PlayStation 4/Xbox Oneのすべてで実施される。また海外公式サイトで事前登録したユーザーは、11月10日から14日にかけておこなわれる早期ベータアクセスに参加可能。なお、これらが日本国内でも実施されるのかどうかは現時点では不明だ。
『STEEP』はオープンワールドのアルプスの雪山を舞台に、スキー・スノーボード・パラグライダー・ウイングスーツの4種類のエクストリームスポーツを体験することができる。ちなみに本作の開発元はUbisoft Annecy。アルプスは彼らの地元ともいえるロケーションだ。10月7日から11日にかけてはクローズドアルファテストが同じく全プラットフォームで実施されており、今回その際の各種スタッツも公開されたので見ていこう。
まず、全プレイヤーの総移動距離は650万キロメートルを超えたとのこと。そして期間中に合計1258万9122本のTrail(トレイル)が作成された。Trailとはプレイヤーが滑り降りた/滑空した軌跡の記録のことで、そのリプレイを再生することはもちろん、カメラを自由に動かして別の角度からプレイをチェックすることもできる。またほかのプレイヤーとTrailをシェアする事も可能だ。
本作では、プレイヤーがどのようにプレイしたかが6種類のプレイスタイルで評価される。クローズドアルファテスト中ではFreestylerと評価されたプレイヤーが30パーセントともっとも多く、次いでFreeriderが27パーセント。この2つのプレイスタイルのプレイヤーが突出して多かったようだ。Freestylerはトリック(技)を決めるスキルの高いプレイヤーに与えられ、Freeriderは自然のさまざまな地形をスムーズに滑りこなす総合的なスキルを持つプレイヤーに与えられる。その後はExtreme Rider、Pro Rider、Explorer、Bone Collectorという順番だった。Bone Collectorはリスキーなプレイに挑戦すると同時に痛い思いをしたプレイヤーに与えられるプレイスタイルだが、そういったチャレンジャーはあまりいなかったようだ。
クローズドアルファテスト中のプレイヤーにもっとも好まれた装備はご覧の通りだ。トナカイのスキンはgamescomトレイラーにも登場しており、プレイヤーの印象に残っていたのかもしれない。そのほか、ウイングスーツでの滑空距離の最長記録は17794メートル、もっとも長く歩いたプレイヤーの歩行距離は1935メートル、滑落距離の最長記録は1310メートル、そしてジャンプ中に獲得したスコアの最高記録は4380ポイントという結果だった。
『STEEP』は12月22日にPlayStation 4/Xbox One向けに国内発売予定。Steam版は12月3日に海外と同時発売される。ちなみに、本作はPlayStation 4 Proへの最適化がおこなわれる予定だ。どのようなアップグレードがおこなわれるのか、その詳細は後日発表するとしている。