Valveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck OLED」に限定版ホワイトモデル登場。数量限定にて11月19日に国内発売へ


Valveは11月12日、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck OLED」の限定版ホワイトモデルを発表した。日本ではSteam Deck公式販売パートナーであるKOMODOから、11月19日午前8時に発売予定。数量限定販売となり、価格は10万9800円(税込)。

Steam Deckは、Steamを運営するValveが開発した携帯型ゲーミングPCだ。AMD製カスタムAPUが搭載され、OSにはArch LinuxベースのSteamOSが採用。Protonと呼ばれる互換レイヤーによって対応するWindows向けゲームも動作し、ユーザーは自身のSteamライブラリに保有するゲームを、いつでもどこでも楽しめる。


現在Steam Deckは、7インチ液晶ディスプレイを搭載する初期のLCDモデル(256GB)と、7.4インチ有機ELディスプレイが搭載されたOLEDモデル(512GB/1TB)がラインナップ。今回発表された限定版ホワイトモデルは、OLEDモデルの新たなカラーバリエーションとなる。通常モデルがブラックのみで展開されているところ、この限定版では全体的にホワイトが採用され、各種ボタンやアナログスティック部分にはグレーが配色された。電源ボタンについては、OLEDモデル共通の仕様としてオレンジのままとなる。

なお、本体の性能などスペック面に関しては通常モデルと同じだ。限定版ホワイトモデルの内蔵ストレージ容量は1TBで、ディスプレイにはプレミアムアンチグレアエッチングガラスが採用。また、通常の1TBモデルと同じく限定起動動画や限定仮想キーボードテーマが収録される。同梱の脱着ライナー付きキャリングケースについては、この限定版ホワイトモデル用のデザインが施され、さらに同モデルだけのマイクロファイバークリーニングクロスも付属するとのこと。


Steam Deck OLEDの限定版ホワイトモデルは、KOMODOが運営するSteam Deckの国内公式ストアにて、11月19日午前8時に発売予定だ。なお数量限定で販売され、購入は1人につき1台までに制限される。その他製品の詳細などについては公式サイトを確認してほしい。