“クトゥルフ神話風”宇宙戦略ゲーム『Starless Abyss』Steam向けに発表。宇宙船団でエイリアンと戦略カードバトル、「外なる神」の脅威に立ち向かう


パブリッシャーのNo More Robotsは10月11日、Konafa Gamesが手がけるデッキ構築型コズミックホラー戦略ゲーム『Starless Abyss』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応予定のようだ。

本作は、銀河系を舞台に地球を守るためエイリアン種族と戦う作品だ。作家H.P.ラヴクラフトらが手がけた「クトゥルフ神話」の世界観や、ローグライク要素が取り入れられている。


『Starless Abyss』の世界では、外なる神の脅威が迫りエルドリッチの到来が予期され、人類は科学とオカルトが手を取り合うことに。プレイヤーは、カプセル内で眠らされていた、恐怖の存在に立ち向かう存在プロキシマとして目覚め、宇宙艦隊を指揮して戦う。

出撃した道中ではさまざまな種類の敵と遭遇し、ターン制バトルをおこなう。バトルは、ヘックスタイル状のフィールドでおこなわれ、各宇宙船の移動や、カードを使ったアクションをおこないながら進行。カードには、一定範囲内にいる敵を指定して攻撃したり、地雷を設置したり、あるいは宇宙船のアーマー値を高めたりなど、多種多様な効果が設定。また、たとえば敵にダメージを与えると同時に、特定の追加効果を発揮するようなカードも存在する。

カードは、6つのジャンルに分けて計160枚以上収録され、バトル報酬やショップにて新たなカードを入手し、デッキに組み込むことができる。カードジャンルのひとつには“オカルトの儀式”もあり、強力な破壊の力が発揮されるという。そうしたカードでデッキを構築し、バトルにおいて連携させて勝利を目指すのだ。


ショップでは、艦隊の宇宙船を修理したり、アップグレードしたりできるほか、新たな宇宙船を購入することも可能。種類ごとに基本ステータスが異なるほか、固有の性能も備わっているようだ。またゲームを進めるなかでは、指揮官であるプロキシマのアンロックもおこなえる。こちらも、キャラクターによって異なるスキルが存在する。

このほか、現時点で詳細はまだ不明ながら、宇宙艦隊の力を変える聖遺物や、生き残りのチャンスを増やせるD.I.C.E、道中で集めることができるSAN値の欠片といった要素も存在。また、ボスである外なる神に近づくほど正気度が削られていき、プレイヤーには乗組員たちの士気を高めることも求められるそうだ。


『Starless Abyss』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。また、プレイテストの実施が今後予定されており、現在参加者の募集がおこなわれている。詳しくは発表ページを確認してほしい。