超高層都市建設シム『STARIO:バベルの塔』9月26日に早期アクセス配信へ。崩壊間近の世界で、“垂直方向の物流ライン”を築き空へ塔を伸ばし続ける

XDは9月18日、垂直都市建設シミュレーションゲーム『STARIO:バベルの塔』の早期アクセス配信を9月26日に開始すると発表した。

パブリッシャーのXDは9月18日、Stargate Gamesが手がける垂直都市建設シミュレーションゲーム『STARIO:バベルの塔』の早期アクセス配信を9月26日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、文明崩壊の危機に見舞われた世界を舞台に、バベルの塔をさらに拡張し空へと続く超高層都市を築く作品だ。各階層をつなぐ物流ラインの構築がカギとなる。

『STARIO:バベルの塔』の世界では、終焉の砂嵐が吹き荒れ文明が崩れ去ってしまうが、地下都市で暮らす人々はそれを免れることができた。そんな彼らは、7つの星を集めて神像を築けば、災害を鎮め文明の栄光を取り戻すことができるとの予言を受け、天空を目指し巨大な塔を建設することにする。

本作では、砂漠に佇むバベルの塔を基礎とし、いくつもの階層を重ねるようにして垂直都市を建設する。また塔の周囲にはさまざまな施設を建設でき、たとえば塔民の住宅のほか、空気中の水分や砂塵を集める収集所、食料などを獲得できる栽培地といった資源を入手できる施設や、そうした資源を木材やレンガ、ガラスにする加工施設などがある。人手と資源は、施設の建設と稼働には欠かせない。

そして基礎となる塔身を建設することで、バベルの塔はひとつ階層が増え一歩天に近づく。塔の各階層は独立した貯蔵構造になっており、塔身は種類によって資源容量が設定されているほか、ボーナスとして追加産出される資源も異なる。なお、階層間で資源を共有するには、パイプラインや気球ステーションなどの技術を研究・習得し、各階層をつなぐ物流ラインを構築する必要がある。そうして、それぞれの需要を満たすように資源を効率的に配分するのだ。

本作の早期アクセス配信開始時点では、スタンダードモードは完成度を高めた状態で提供され、垂直建築システムや縦方向の物流システムに加え、さまざまな気象や生態系が関与する要素、塔民の儀式システムなどが実装される見込み。正式リリースまでは6〜12か月ほどかかる予定で、その間にはバベルの塔建設を自由に楽しめるサンドボックスモードの実装や、さらなる建造物の追加、周回プレイのための初期建築地点の追加などが計画されている。

『STARIO:バベルの塔』は、PC(Steam)向けに9月26日に早期アクセス配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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