“牧場物語ライク”なシミュレーション『Stardew Valley』の売上が100万本を突破。コンソール機への移植も視野に
パブリッシャーのChucklefish GamesはPolygonの取材に応じ、『Stardew Valley』が100万本の売上を突破したことを報告した。数日前からSteamデータを収集するサイトSteamSpyが、同作が100万本以上を売り上げていることを指摘していたが、今回そのデータを裏付ける形となった。『Stardew Valley』は2月26日から発売されている牧場経営シミュレーションゲーム。開発者のEric Barone氏は初期の『牧場物語』シリーズの大ファンであると公言しており、その愛が込められている本作は発売から2か月足らずで100万本を売り上げるスマッシュヒットタイトルとなった。
Chucklefish Gamesの代表者であるFinn “Tiy” Brice氏は「『Stardew Valley』がたくさんの人々の注目を集められたことに興奮している。」と話す。ちなみに厳密に言えば現在の売上は100万7000本となっているようだ。
『Stardew Valley』の人気は発売当初から見られていた。そのぬくもりあふれる平和な雰囲気から、多くのユーザーの目を引き2週間で50万本の売上を突破していた。また、ユーザーがあまりにゲームを愛しすぎるあまり、海賊版を遊ぶプレイヤーに対して正規ゲームを配るプレイヤーまで現れた。こうした“ほっこり話”は同作の愛くるしい魅力から始まったのは間違いないだろう。
またBarone氏は、コンソール機への移植に向けていくつかの会社と話し合いをおこなっていることをMCVに明かしている。Barone氏は現在アップデートにかかりっきりのようなので、もう少し時間が必要になるかもしれない。また同作は、Mod界隈も活発であり、キャラクターのビジュアルを入れ替えるものからペットを追加するものといった多岐にわたるModが登場し、ユーザーコミュニティも大いに盛り上がっている。
弊誌ではレビューを掲載しているので、そちらもチェックしてみてほしい。『Stardew Valley』の快進撃はまだまだ終わることはなさそうだ。