『Star Wars バトルフロント II』なんとSteam同接「3万5000人超」。最大40人宇宙対戦シューターにかつてないブーム到来

Electronic Artsから発売中のFPS/TPS『Star Wars バトルフロント II』が、ここにきて大きな盛り上がりを見せているようだ。

Electronic Artsから発売中のFPS/TPS『Star Wars バトルフロント II』が、にわかに大きな盛り上がりを見せているようだ。PC(Steam)版の同時接続プレイヤー数が、ここにきて過去最高を記録している。

本作は、映画「スター・ウォーズ」の世界観をもとにしたアクションシューターだ。シングルプレイのキャンペーンモードや、最大40人対応のオンラインマルチプレイモードなどを楽しめる。

『Star Wars バトルフロント II』のキャンペーンモードでは、帝国軍エリート特殊部隊の兵士アイデン・ヴェルシオを主人公とし、映画版「エピソード6/ジェダイの帰還」から「フォースの覚醒」までの30年の間に起こった物語が描かれる。反乱軍によってデス・スターが破壊されたことを受けて、アイデンたちインフェルノ隊は秩序を取り戻すべく銀河各地を巡る。

オンラインマルチプレイモードでは、映画版の3つの三部作にまたがるキャラクターやロケーションが登場。20対20の大規模戦ギャラクティック・アサルトや、ライトサイドとダークサイドに分かれて4対4で戦うヒーローvs.ヴィラン、スターファイターで空戦を繰り広げるスターファイター・アサルトなど、多種多様なゲームモードが用意されている。

本作は、PC/PS4/Xbox One向けに2017年11月に発売。本作といえば、課金者がゲームプレイ上有利になるルートボックス(ガチャ)要素が存在するとして批判され仕様を変更。この一件をきっかけに、ルートボックスへの問題意識がゲーム業界内外で高まったことが思い出される。ともあれ、EAはリリース後もコンテンツの追加と改善を続け、Steamのユーザーレビューにて約6万4000件のうち87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、現在は高く評価されている作品だ。

そんな本作が、にわかに人気となっている。PC(Steam)版の同時接続プレイヤー数を確認してみると、ここ数年はほぼ1000〜2000人程度で推移していたが、今年5月に入って徐々に増加し1万8000人を超えた。これは、当時放送された「スター・ウォーズ」をもとにしたドラマ「キャシアン・アンドー」のシーズン2が好評だったことなどが、本作にも好影響を与えたものと見られている(関連記事)。

ただ、本作の盛り上がりはそこで終わらなかった。やや落ち着きを見せていたPC(Steam)版の同時接続プレイヤー数は、6月21日頃からふたたび増加に転じ、これまでのピーク時にはなんと約3万6000人にまで到達(SteamDB)。過去最高の数字を叩き出したのだ。このタイミングでは、ちょうど本作の90%オフセールが開始。過去最安値となったことで新規ユーザーが増え、既存ユーザーもふたたびプレイするきっかけになったのかもしれない。


『Star Wars バトルフロント II』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS4/Xbox One向けに配信中。EA Play向けにも提供されている。

また本作では、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox One向けにセールが実施中だ。Steamでは『STAR WARS バトルフロント II: Celebration エディション』を対象に、6月27日まで90%オフの420円(税込)にて購入可能となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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