スクエニ、日本語版『Overwatch』のリリースを正式発表。対象プラットフォームはPlayStation 4のみ、価格7800円で2016年春に発売予定

スクウェア・エニックスは本日、日本語版『Overwatch(オーバーウォッチ)』を2016年春にリリースすると正式発表した。対象プラットフォームはPlayStation 4のみ、価格は税抜きで7800円。リリース時期は海外と同じく2016年6月21日までに設定されている。

スクウェア・エニックスは本日、日本語版『Overwatch(オーバーウォッチ)』を2016年春にリリースすると正式発表した。対象プラットフォームはPlayStation 4のみ、価格は税抜きで7800円。リリース時期は海外と同じく2016年6月21日までに設定されている。

Overwatch』は、『Diablo』や『StarCraft』シリーズで知られるBlizzad Entertainmentが開発中のチーム対戦型マルチプレイヤーFPSだ。プレイヤーは特色ある21人のヒーローから1人を選び、6vs6のチームに分かれて戦うことになる。先週末、Blizzardのイベント「BlizzCon 2015」では、PCに加えPS4/Xbox Oneでのリリースが発表されたばかり。ただし今回発表されたのはPS4版「オリジンズ・エディション」のみで、Xbox One版およびPC版での展開については触れられていない。

日本語版『Overwatch』は全編日本語吹替えにて発売予定となっており、すでに吹替えのトレイラーやBlizzard Entertainmentからの日本向け映像メッセージが公開されている。

スクエニはBlizzadの『Diablo III』でも国内のローカライズ販売を担当した経歴があり、その際には対象プラットフォームはPS3のみとなっていた。今回の『Overwatch』でも同様の展開になるならば、PC版には日本語ローカライズのデータは収録されないこととなるだろう。ただし『Diablo III』が国内から購入やアクティベートできないという事態とはならなかったため、そのあたりは安心してもいいかもしれない。

なお同じくBlizzard Entertainmentが手掛ける『Hearthstone』は、Blizzard自身がローカライズに取り組んでおり、PC版やモバイル版を問わず完全吹き替えの日本語にてプレイすることが可能である。『Overwatch』でもそうなることを願うばかりだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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