ハッキング・サイコホラー『s.p.l.i.t』7月25日配信へ。ショットガン・ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』開発者がおくる新作短編ホラー
Mike Klubnika氏はサイコロジカルホラーゲーム『s.p.l.i.t』を7月25日(日本時間)に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

インディー開発者のMike Klubnika氏は6月19日、サイコロジカルホラーゲーム『s.p.l.i.t』を7月24日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で7月25日配信となるようだ。
本作は、端末のハッキングをテーマにした物語主導の短編作品だ。開発者のKlubnika氏の得意とする、ディストピアかつローファイな世界観も特徴となる。

『s.p.l.i.t』ではとあるハッカーを主人公とし、非倫理的だとされる上部構造の施設へのルートアクセスを確立すべく、マルウェア攻撃を計画・実行する。舞台となるのは主人公の自宅の一室らしく、PCデスクにはブラウン管のモニタが複数並んでいる。
本作にてプレイヤーは主人公の一人称視点にてPCに向かい、さまざまなコマンドラインを入力して目標の施設へのハッキングを試みる。これにあたっては、IRCプログラムを通じたハッカー仲間とのチャットにて、施設についての情報を入手。脆弱性や施設にまつわる秘密を得ながら、マルウェア攻撃の計画を練ることになる。


本作のハッキングは、コマンドラインを用いた頭脳パズルのようなゲームプレイになるという。その一方で、主人公がキーを打つたびに恐怖が忍び寄る物語が展開。じわじわと不穏な雰囲気に包まれていくゲーム体験となるそうだ。また、いかなる結果になろうとも主人公のことは何十年と語られることはないとされ、マルチエンディングとなることが示唆されている。
開発者のMike Klubnika氏は、昨年リリースされ大きな人気を獲得したショットガン・ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』を手がけたことで知られる人物だ。先述したように、ディストピア的でローファイな雰囲気を持つ世界観構築を得意としており、本作『s.p.l.i.t』にも採用されている。
『s.p.l.i.t』は、PC(Steam)向けに7月25日配信予定だ。