『スペースインベーダー』をデッキ構築型ゲームにした『SPACE INVADERS: Deck Commander』、Steamにて10月中に早期アクセス配信へ。インベーダーを「カード」で撃退、最大4人対戦でスコアを競いあう
パブリッシャーのRock It Gamesは10月9日、Sickhead Gamesが手がけるデッキ構築型戦略ゲーム『SPACE INVADERS: Deck Commander』のPC(Steam)向けストアページを公開。この10月中に早期アクセス配信を開始すると発表した。
本作は、タイトーのシューティングゲーム『スペースインベーダー』をもとにしたデッキ構築型戦略ゲームだ。正式にライセンスを受けて開発中。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
『SPACE INVADERS: Deck Commander』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン対戦に対応。プレイヤーは、キャノン級重フリゲート艦の司令官となり、人類にとっての最終防衛線として、侵略しに迫ってくるインベーダーと戦う。戦艦のブリッジにある盤面にて戦況を把握し、カードを使って指揮するのだ。
盤面上では、『スペースインベーダー』のゲーム画面のようなかたちで、自機やトーチカ、そしてインベーダーの軍隊が配置。インベーダーの背後に控える謎のUFOを撃破し、侵略を食い止めなければならない。盤面上で自機がダメージを受けると、実際に戦艦にも被害が発生する演出がある模様。なお最終防衛線には、マルチプレイのほかのプレイヤーの自機や、ソロプレイ時のボットの自機も並んで配置され、一緒にインベーダーと戦いつつも、カードを駆使して相手を出し抜くことを目指すゲームプレイとなるようだ。
プレイヤーには、まずは基本のカードデッキが与えられ、ターン制にてバトルを繰り広げる。ゲームシステムの詳細はまだ明らかにされていないが、アクションのコストとなるエネルギーを溜めたり、自機を移動させたり、あるいはほかのプレイヤーを妨害したりなど、さまざまな効果のカードが確認できる。また、アクションカードにはスコアが存在し、コンボを繋げてハイスコアを目指す要素もあるという。
本作は、1プレイの時間が短いハイテンポなゲームプレイとなり、初心者・上級者を問わず楽しめる内容になるそうだ。もちろんカードデッキのカスタマイズも可能となっており、強力な組み合わせを模索したり、スコア倍率が最大になるようにバランスを調整したりといったことが大事とのこと。またマルチプレイに関しては、オンラインランキング機能も用意される。
早期アクセス配信開始時点では、オンライン対戦やソロプレイでのボット対戦を含め、機能面はすべて実装された状態となる予定。ゲームパッドとキーボード&マウスのどちらの操作にも対応する。その後さらに開発が進められるなかで、新たなカードの追加やゲームバランスの調整、チュートリアルの改善などがおこなわれる。そして、2025年第1四半期に正式リリースされる見込みだ。
『SPACE INVADERS: Deck Commander』は、PC(Steam)向けに10月中に早期アクセス配信予定。具体的なリリース日は今後発表されるだろう。また、本作はNintendo SwitchおよびPS/Xboxプラットフォーム向けにも発表されており、こちらは正式リリースまで待つかたちになるかもしれない。