人気高難度アクションRPG『Salt and Sanctuary』PC向けに久々の大型アプデが突然配信。ゲーム内要素ランダム化機能などが実装


デベロッパーのSka Studiosは8月3日、アクションRPG『Salt and Sanctuary(ソルト アンド サンクチュアリ)』のPC(Steam/Epic Gamesストア)版向けに大型アップデートを配信した。ゲーム内のいくつかの要素をランダム化する、ランダマイザーの導入などが実施されている。

本作は2016年5月にリリースされ高い評価を獲得した作品であるが、その後もゲームプレイの改善などを目的としたパッチが時折配信。今回の大型アップデートは、前回から約1年ぶりに突然配信開始された。

*Nintendo Switch版のトレイラー


『Salt and Sanctuary』は、呪われた島を舞台にする2DアクションRPGだ。主人公は、敵国と同盟を結ぶため政略結婚をする王女の護衛として船旅に同行するも、謎の敵に襲われ王女がさらわれてしまう。そして見知らぬ島にひとり流れ着いた主人公は、世界の平和のカギとなる王女を探して冒険することとなる。

本作にてプレイヤーは、それぞれ特徴あるスキルや装備をもつ騎士や魔法使い、盗賊、聖職者などのクラスから主人公キャラクターを選択し、不気味な雰囲気の広大なマップを探索。そして現れる敵との激しい戦いに臨む。本作は発売当時、“2D版『ダークソウル』”と評されることもあったほどの、歯ごたえあるバトルが特徴だ。倒した敵からはお金とソルト(塩)を獲得でき、拠点のサンクチュアリにてソルトを捧げることで、新たなスキルをアンロック可能。また、素材を捧げて武器や防具をクラフトできるシステムも用意されている。


今回配信された大型アップデートでは、新たなチャレンジ要素として3種類のランダマイザーが実装された。マップ内に配置されるゲーム進行上必須ではないアイテムをランダム化するItem Randomizerと、出現する敵やボスの種類をランダム化するMonster Randomizer、そして敵やボスの能力値をランダム化するScaling Monster Randomizerだ。シード値を入力して、特定のセッティングを再現することも可能な模様である。

また、Enhanced(強化戦闘)モードにおける、一部の敵の能力値や報酬の調整、ニューゲームプラス時の周回ごとの基本ステータスの刷新なども実施。各種バグ修正もおこなわれている。このほか、Windows版の開発環境がXNAからMonoGameに変更され、4KやUHD解像度に対応したとのことだ。アップデートの詳細はパッチノートを確認してほしい。

『Salt and Sanctuary(ソルト アンド サンクチュアリ)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに配信中。コンソール向けにも、日本ではNintendo Switch/PS4/PS Vita版が配信されている。なお、今回の大型アップデートは現時点ではPC版のみで実施されており、コンソール版向けの配信時期は未定だ。