2014年3月にPC向けにリリースされ、今年6月にはXbox Oneにも登場した基本無料MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)タイトル『SMITE』。現在、Xbox Oneではオープンベータテストを実施しているが、8月19日にいよいよ正式ローンチを迎えることが、公式サイトにて明らかになった。Founder’s Packの販売とPC版とのアカウント統合は、正式ローンチ後も8月31日まで継続されるとのこと。
Founder’s Packにはベータテストへのアクセス権のほかに、今後リリースされる新キャラクターを含めた全てのプレイアブルゴッド、ゲーム内通貨400ジェム、2つの限定スキンが含まれており、これまでスターターパックとして29.99ドルで販売されてきた。正式ローンチ後は誰でも無料で参加できるが、新規プレイヤーへの優遇処置としてしばらくストアに残されるようだ。
神々の遊び
『SMITE』はHi-Rez Studiosが運営するMOBAタイトルだ。神々の戦いを描いた作品で、美を司るギリシャ神話の女神アフロディーテや、エジプト神話に登場する冥界の神アヌビス、北欧神話のロキやソーなど、世界中のゴッドがプレイアブルキャラクターとして登場する。『Dota 2』や『Heroes of the Storm』といった他のMOBA作品とは異なり、三人称視点やWASD移動(PC版の場合)といったアクション性の高いゲームデザインが特徴。オーソドックスなコンクエストルールのほかに、複数のゲームルールも用意されている。
今年7月には、初となる『SMITE』ワールドチャンピオンシップがジョージア州アトランタで開催された。大会の賞金総額は260万ドルを超えており、e-Sportsの大会史上『Dota 2』の4大会に次いで5番目を記録している。Xbox Oneでも正式ローンチを迎える今、新進気鋭のMOBAタイトルとして、『Dota 2』や『League of Legends』と共にe-Sportsシーンの発展をより一層牽引していくことを期待したい。