戦時中メカニック生活ゲーム『War Mechanic』Steam向けに発表。基地の防衛、兵器開発、ロボットによる自動化など盛り沢山な労働シム

Chronospaceは10月9日、『War Mechanic』を発表した。軍事基地の管理者として戦争に携わる一人称視点のシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのChronospaceは10月9日、軍事基地管理ゲーム『War Mechanic』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース時期は2025年第1四半期を予定している。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。

『War Mechanic』は、軍事基地の管理者として戦争に携わる一人称視点のゲームだ。第二次世界大戦が終わらなかった架空の世界を舞台としている。前線で戦う兵士ではなく基地の管理者であってもやることは多い。基地に襲来した敵の戦闘機を撃ち落とす防衛戦のほか、兵器の整備や基地の拡張などの数々の要素をこなして自軍を勝利へと導いていく。


第二次世界大戦が終結しなかった架空の世界が本作の舞台。レトロフューチャーの「ディーゼルパンク」が本作の世界観となっており、戦争を継続したことで科学技術が発展した世界となっている。架空の世界で独自の技術が発展したことは本作のゲームプレイにもつながっており、ロボットを使って軍事基地管理者の仕事を自動化することが可能。わずらわしい日々の仕事はロボットに任せて、プレイヤーは新しいことに取り組むことができる。

ロボットを活かして自由な時間が増えれば、プレイヤーは探索に出かけることも可能。主人公が自動車を運転するスクリーンショットが公開されており、本作で描かれる世界は結構広そうだ。基地を発展させるためには資金が必要になってくるので、探索がより多くの資金を稼ぐのにつながるかもしれない。

 


シミュレーションゲームとしての趣が強そうな本作だが、今回発表されたトレイラーでは主人公と思しきキャラクターが敵の戦闘機を撃ち落としている様子が披露されている。実際のゲームプレイではどのようなアクションになるのか気になるところだ。なお、敵の戦闘機を破壊して得られた素材をもとに、新たな兵器を開発できることも確認できる。戦闘によって、基地運営でのメリットも得られるのだろう。


本作を開発するChronospaceは、過去にも第二次世界大戦を舞台にした作品に携わっている。2024年1月に無料でリリースされた『Aviators』は、第二次世界大戦におけるポーランド空軍の活躍を描くアドベンチャーゲームだった。『Aviators』のSteamユーザーレビューは約1300件中75%が好評とする「やや好評」のステータスを獲得。同作には機銃による戦闘シーンなどもあり、ジャンルは違えど新作『War Mechanic』にノウハウが活かされるのだろう。

『War Mechanic』は、PC(Steam)向けに開発中。興味がある場合はSteamストアページでウィッシュリストに登録しておこう。

Ryuichi Kataoka
Ryuichi Kataoka

「ドラゴンクエストIII」でゲームに魅了されました。それ以来ずっとRPGを好んでいますが、おもしろそうなタイトルはジャンルを問わずにプレイします。

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