孤独な惑星採掘アクション『Ship Miner』正式発表。小さな宇宙船で黙々と星を掘り進め、未知の脅威に立ち向かう
デベロッパーのPixel Core Gamesは7月28日、採掘アクションゲーム『Ship Miner』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、宇宙船に乗って小惑星にある資源を採掘する作品だ。黒い背景に青色だけで描かれる1ビットグラフィックが採用されている。
『Ship Miner』にてプレイヤーは宇宙鉱夫となり、宇宙船に乗って小惑星をめぐりながら採掘をおこなう。ステージ環境はプレイするたびにランダム生成され、最初はその全貌が隠された状態にあるが、探索するなかで迷路のように入り組んだ地形が徐々に明らかになっていく。
本作は、ツインスティック・シューティングゲームのような操作スタイルが採用され、自機である宇宙船からはビームを発射可能。そのビームを使ってステージの壁などを掘り、埋まっている資源を採掘するのだ。鉄やプラチナ、金などさまざまな資源が存在する模様で、それらを集めることで宇宙船をアップグレードできる。
宇宙船のアップグレード要素としては、たとえば宇宙船の機動力を高めたり、ビームによる採掘速度をアップさせたりといったものがある。またトレイラーでは、一度に複数のビームを発射したり、宇宙船の周囲を旋回する装備を展開したりといった場面も確認できる。おそらく、これらもアップグレードによるものなのだろう。アップグレード内容によっては、資源を消費したうえで、研究が完了するまで一定時間待つ必要があるようだ。
ステージ内には資源だけでなく、未知の脅威も存在するという。トレイラーの後半では、地中にある黒く丸い物体にビームを当てると、敵が複数現れ襲われるシーンがある。敵はプレイヤーを執拗に追跡し、ビームを使って応戦することが求められる模様である。またステージでは、宇宙海賊に遭遇することもあるとのこと。
このほか、設計図を発見することで、次回以降のプレイ時にも引き継ぎできる恒久的なアップグレードがアンロックされる。本作では、採掘した資源を戦略的に活用することはもちろん、プレイごとに異なる宇宙船のビルドを試す楽しさもあるそうだ。
本作の開発元Pixel Core Gamesは、ウルグアイ在住のインディー開発者Ariel Coppes Pereyra氏の個人スタジオだ。同氏は個人で活動をしつつ、ゲーム会社に勤めていた時期もあり、現在は大学でゲームプログラミングを教えているという。これまでには、小規模な作品をいくつか制作してPC(itch.io)向けに公開している。
『Ship Miner』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。