『Shadow Complex』のPC向けHDリマスター版が、欧州のレーティング機関「PEGI(汎欧州ゲーム情報)」に掲載されていることが明らかとなった。同作は2009年8月にEpic Gamesよりリリースされた初期のXbox LIVEタイトルの1つ。先日実装されたXbox OneのXbox 360タイトル互換機能に対応しており、現在も最新機種でプレイできる作品だが、さらにHDリマスターの装いでPC上でもプレイできるようになるかもしれない。
『Shadow Complex』は、のちに『Infinity Blade』シリーズを手がけるEpic Games傘下のChair Entertainmentが手がけたタイトルだ。ジャンアルは2.5Dの横スクロールアクションゲームであり、新たな武器やガジェットを獲得すると探索範囲が増える「メトロイド」スタイルである。2009年当時のXbox LIVEタイトルとしては高めの1200マイクロソフトポイントで販売されたが、それに見合ったUnreal Engine 3製のビジュアルや、充実したゲームプレイクオリティを提供している作品として話題になった。
PEGI上には『Shadow Complex Remastered』の名で掲載されており、対象プラットフォームはPC、ジャンルはアクションとされている。なおリリース日の項目は、PEGI上にて公開された日に該当する。
なお同作の開発を手がけたChair Entertainmentは、現在新たなゲームプロジェクト『Spyjinx』に取り組んでいる。同作は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などで知られるJ.J. エイブラムス氏と組んで開発が続けられており、2016年にPC/モバイル向けに発売予定となっている。同作の詳細はまだ明らかにされていないが、Unreal Engine 4を採用しており、RPG要素のあるアクション志向の作品になるという。