PC版『さよなら海腹川背』は日本国内からもSteamで購入可能、次回の最新情報で収録言語も明らかに

アガツマ・エンタテインメント(以下、アガツマ)はAUTOMATONの取材に対し、Steamにて配信されるPC版『さよなら海腹川背』 が日本国内からも購入できることを明らかにした。

アガツマ・エンタテインメント(以下、アガツマ)はAUTOMATONの取材に対し、Steamにて配信されるPC版『さよなら海腹川背』 が日本国内からも購入できることを明らかにした。PC版『さよなら海腹川背』は、先日アガツマよりSteam上でリリースされることが発表されたばかりの タイトル。アガツマが自社タイトルでPCゲーム市場に参入するのが初めてということもあり、配信地域に制限がかけられないか不安が存在していた。

参考記事: アガツマ、PC版『さよなら海腹川背』をSteamにてリリースへ。初代『海腹川背』や『海腹川背・旬』も今年の終わりに

海腹川背シリーズ、Steamから全世界へ

アガツマのDave Clark氏によれば、PC版『さよなら海腹川背』は全世界から購入することが可能となる予定で、日本からも問題なく入手できるという。また収録言語についても質問したところ、Clark氏は次回のプレスリリースにてその点は発表すると明らかにした。

アガツマは今年10月にPC版『さよなら海腹川背』をリリースした後、年内にも初代『海腹川背』とその続編である『海腹川背・旬』をSteamにて 配信する予定だ。さまざまなプラットフォームにて移植版や拡張版がリリースされてきた『海腹川背』シリーズだが、PC上でプレイできるのは初。当時プレイ していたというプレイヤーも、ふたたびPC上であのラバーリングアクションに触れることができる。

PC版『さよなら海腹川背』では、リデザインされたステージの敵配置などがPC版向けにアップグレード。またグローバルタイムランキングを搭載する ほか、シリーズ初となる60fpsでのプレイにも対応する。またSteamと統合されることで、Steam実績やリーダーボード、トレーディングカードや Steamクラウドでのセーブデータ管理も盛り込まれるという。

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ニンテンドー3DSにて十数年振りの新作として発売された『さよなら海腹川背』。4種類のプレイアブルキャラクターが登場する

ほぼPS Vita版『さよなら海腹川背 ちらり』の移植版と見られるPC版だが、注目すべきは新たに追加される操作形態だ。PC版ではマウス&キーボードのほか、「Steamコントローラー」で の操作にも対応する予定。「Steamコントローラー」は2015年11月10日にリリース予定の最新ゲームパッドで、指でなぞることでマウスの挙動を再 現するトラックパッドを搭載している。ラバーリングアクションを十字キーやスティックで操作してきた往来のプレイヤーにとっては、マウスやトラックパッド で操作するとどんな感触になるのか、気になるところだろう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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