空賊団冒険RPG『Sky Oceans: Wings for Hire』10月10日配信へ。寄せ集め空賊団のリーダーとなり空の世界を冒険、飛空挺でバトル


パブリッシャーのPQubeは8月19日、Octeto Studiosが手がけるRPG『Sky Oceans: Wings for Hire』を10月10日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、空賊団のリーダーとなり空の世界を冒険する作品だ。JRPGのクラシック作品や、スタジオジブリ作品から影響を受けて制作されているという。

『Sky Oceans: Wings for Hire』の舞台となるのは、過去に発生した大災害により土地の大部分が空に散らばり、人々が空で生活している世界。プレイヤーは、冒険に憧れをもつ主人公のグレン・ウィンドウォーカーとなり、空賊団のリーダーとして敵対する勢力と戦う。空に浮かぶ島々を冒険するなかではさまざまなキャラクターと出会うことができ、彼らを引き入れ寄せ集めの空賊団を結成するのだ。

敵とのバトルは、飛空挺で戦うターン制が採用。最大4人パーティを編成し、想定される敵からのアクションを確認したうえで、対応していくことが基本の戦い方となるようだ。自らのパイロットのコマンドとしては、通常の攻撃や、APを消費して繰り出す必殺技(Special)、パイロットの防御力を1ターンだけ高める回避(Evade)、アイテムを使う武器庫(Arsenal)、そしてバトルから離脱する退却(Retreat)がある。必殺技は攻撃だけでなく防御に特化したものも存在し、回避をおこなうとAPを一定値回復できる。また、ボスなど一部の敵とのバトルは退却不可だ。

そしてパーティ全員のコマンドを選択すると、そのターンのバトルが開始。パイロットおよび各アクションにはスピードのステータスが存在し、誰がどのコマンドを選択したかによって、敵味方の行動順がリアルタイムに変化していく。勝利を目指すには、これを見極めることが重要になるそうだ。


飛空艇はカスタマイズが可能で、武器やエンジン、機体のフレームや装甲など、複数のカテゴリに多彩なパーツが用意。レア度の概念も存在するようだ。そして搭載したパーツによって、各パイロットの攻撃や防御、スピード、精度など各種ステータスのバランスが変化する。このほかにも、料理を食べてパイロットごとに特定のバフ効果を一定期間付加する要素も存在する。

仲間にしたパイロットには、それぞれ異なる長所や短所、また好き嫌いがあり、彼らを満足させることで、バトルにてボーナス効果が発揮されるという。彼らとは、複数の選択肢から選んで会話をおこなうかたちとなり、その選択によって感情がさまざまに変化するとのこと。

本作では上述した飛空艇のアップグレードをおこないつつ、資源を管理し戦略的に空賊団を拡大させていくことが求められるそうだ。そして冒険を通じて新たな街を発見したり、その土地の問題解決に貢献したりし、人々の支持と信頼を獲得しながら物語を進めていくことになる。


本作の開発元Octeto Studiosは、チリに拠点を置くスタジオだ。「ライズ・オブ・ミュータント・タートルズ: THE MOVIE」のゲーム化作品を手がけるなど委託開発を中心におこなっており、オリジナル作品としてはサイバーパンク戦略ゲーム『Cyber Ops』を2020年にリリース。本作『Sky Oceans: Wings for Hire』は、それに続く2作目となる。

『Sky Oceans: Wings for Hire』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに10月10日配信予定。日本では時差の関係で10月11日配信となる可能性もある。また、Steamでは体験版が現在配信中だ。