創意工夫ロープ使いアクション『ロープくんアドベンチャー』Steam/Switch向けに正式発表。引っ張ったり縛ったり跳ね返したり、3種のロープを大活用

ジー・モードは9月22日、インディー開発者Kei26氏が手がけるパズルアクションゲーム『ロープくんアドベンチャー』を発表した。

ジー・モードは9月22日、インディー開発者Kei26氏が手がけるパズルアクションゲーム『ロープくんアドベンチャー』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、配信時期は未定。

本作は、ロープアクションを駆使してステージを攻略する、見下ろし型視点のパズルアクションゲームだ。シンプル操作を採用しつつ、頭を悩ませる数多くの謎解きギミックが用意されるという。

『ロープくんアドベンチャー』では、主人公のロープくんを操作し、3種類あるロープを使ってステージクリアを目指す。「ノーマルロープ」では、オブジェクトにつなぎ引っ張って移動させられるほか、杭を打ってロープくんとの間にロープを張ることも可能。後者では、敵をロープで縛って倒したり、張ったロープで転がってきたボールを弾き返したりといったアクションに活用できる。

「スネークロープ」もオブジェクトを引っ張る際に使用するが、かなり長く伸びるほか、ロープくんが歩いた後をオブジェクトが追従するように引っ張れる特性があるようだ。また、つないだオブジェクトを勢いよく引いて敵に当てるような使い方もできる模様。

もうひとつの「ハリガネロープ」は、光を反射する性質を持つことが特徴だ。こちらも杭を打って張ることができ、ステージ内の装置から放たれた光線を反射させ、特定の場所へ誘導する際に活躍する。

本作には、こうした各ロープの特性を駆使して攻略する多種多様なステージが収録される。たとえば、障害物を避けながらオブジェクトを引っ張って進んだり、ボールを弾き返してブロック崩しをしたり。また、ノーマルロープは火に接触すると引火する特性があり、これを使ったパズルなども用意されるようだ。

本作を手がけるKei26氏は、経済産業省主催のクリエイター支援プログラム「創風」の第一期生にも選出されたインディー開発者だ。本作『ロープくんアドベンチャー』については、今年開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th」において、「KIDS SELECTION AWARD」を受賞。来場した子どもたちの投票がもっとも多かった作品に贈られる賞である。直感的なゲーム性と、愛らしいキャラクター、自分で工夫してパズルが解けた時の爽快感などが、子どもたちの心をしっかりと掴んだという。そして今回、ジー・モードが本作の販売元を務めることが決定した格好だ。

『ロープくんアドベンチャー』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに開発中。配信時期は未定だ。

また本作は、9月25日~28日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」のインディーゲーム企画「SELECTED INDIE80」に選出。会場ブース(ホール9-11 SELECTED INDIE 80 E-18)では本作の体験版が試遊可能で、さらにSteamにて本作をウィッシュリスト登録した方にはオリジナル缶バッジがプレゼントされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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