『ロマンシング サガ 2』リメイク新要素情報どどんと解禁。アビリティに装備改造、らくらくパーティー編成、新「龍の穴」など続々
スクウェア・エニックスは8月1日、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』の新情報を発表した。発売日は10月24日。対応プラットフォームは、およびNintendo Switch/PS5/PS4/ PC(Steam)。今回の発表では、本作に登場するキャラクターや、バトル関連の新システムが明らかになっている。
『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』は、スーパーファミコン向けに発売された『ロマンシング サ・ガ2』のフルリメイク作品だ。プレイヤーは、バレンヌ帝国の皇帝として、数千年にわたる伝説の七英雄との戦いに挑む。本作は、オリジナル版からリメイクされるのにあたって、ビジュアルは3Dにフルモデルチェンジ。バトルにおいても昨今の『サガ』シリーズに導入されているタイムラインバトルを実装するなど、新たな『ロマンシング サ・ガ2』が楽しめる。その一方で、閃きや陣形、好きな順番で七英雄を倒していくフリーシナリオなど、オリジナル版の好評な部分は健在。その上で、初めてプレイする人でも遊びやすいようにゲームシステムを再構築しているという。
本日の発表では、オリジナル版にはなかったバトルの新要素が明らかになった。まずは、キャラクターにさまざまな恩恵をもたらす「アビリティ」だ。各クラスには特有のアビリティが存在しており、毎ターンHP回復や術のダメージアップ、ステータス上昇にアイテムドロップ率アップなどが存在するようだ。
またスクリーンショットから、帝国重装歩兵のベアが、剣装備時に40%の確率で自動的にパリイを発動する「オートパリイ」のアビリティを所持していることが確認できる。ベアは、オリジナル版ではゲーム序盤に盾役として登場するキャラクターであり、盾役ならではのアビリティだろう。
なお、アビリティはバトル勝利回数を重ねることで習得が可能で、習得後にさらに勝利回数を重ねることでアビリティが極意化する。極意化したアビリティは、ほかのクラスでも装備することが可能になるそうだ。キャラクターのカスタマイズの幅が広がることだろう。
さらに、バトルの肝のひとつである連携は、ゲームを進めていくことで、2連携から5連携まで、最大連携回数が上がる仕組みになっているようだ。連携技で敵を倒してバトルが終了すると、連携ボーナスとしてもらえる技術点が増えるという。武器や術のレベルを早く上げたいという場合は、積極的に連携を使うと良さそうだ。
そして、プレイヤーの拠点となる都市アバロンの設備のうち、鍛冶屋と酒場について詳細が明かされた。鍛冶屋は、新たな装備開発ができる施設だ。オリジナル版ではお金さえあれば開発可能で素材は不要だったが、リメイク版では素材が必要になった。素材はフィールド上のキラキラや宝箱、敵のドロップから入手できるそうだ。
さらに、新要素として、手持ちの装備品を強化できる装備改造も追加されている。そして、酒場は仲間になったキャラクターを自由に編成することができる施設だ。オリジナル版では、仲間にしたいキャラクターの場所まで移動しなければ入れ替えができなかったので、酒場のおかげでパーティー編成が楽になりそうだ。
また、フリーシナリオの「龍の穴」についても発表されている。龍の穴は、オリジナル版にも存在していたシナリオで、格闘家集団である龍の穴と協力してモンスターを討伐するというもの。格闘家と協力するか、それとも帝国の力だけでモンスターを討伐するか、プレイヤーの選択によってその後の関係性が大きく変化していく。本シナリオには、オリジナル版にも登場した龍の穴の総帥ザ・ドラゴンことカールが登場。『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』にはカール以外にも、武装商船団のエンリケやアマゾネスのジャンヌ、ホーリーオーダーのソフィアなど、オリジナル版に登場したキャラクターが登場するという。彼らが関わるフリーシナリオも用意されていることだろう。
『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』は、Nintendo Switch/PS5/PS4/ PC(Steam)向けに、10月24日発売予定(Steam版は10月25日)。パッケージ版・ダウンロード版ともに価格は税込6820円となる。