魔法炸裂ローグライトアクション『Wizard of Legend 2』10月3日にSteam早期アクセス配信へ。協力プレイ対応、人気博した多彩魔法バトルが3Dに進化


パブリッシャーのHumble Gamesは9月13日、Dead Mageが手がけるローグライト・アクションゲーム『Wizard of Legend 2』の早期アクセス配信を10月3日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

本作は、2018年にリリースされ高い評価を受けた『Wizard of Legend』の続編だ。ドット絵の2Dビジュアルから3Dグラフィックに刷新されたほか、オンライン協力プレイが2人から4人に拡張されるなど、さまざまな点で進化しているようだ。


『Wizard of Legend 2』では魔法の存在する世界を舞台に、世界中から集まった魔術師たちが危険な試練に挑む。伝説の魔術師となるべく浮遊する大地を旅し、不死の聖杯の力を操るのに相応しい者であることを証明するこが目的だ。浮遊する大地の構成はプレイするたびに変化し、魔法評議会のメンバーたちが予測不能な試練を与えてくるという。

本作にてプレイヤーは、複数のエリアで構成されたステージを攻略していくことを目指す。各エリアでは敵やボスが現れ、魔術師であるプレイヤーはアルカナと呼ばれる魔法を駆使して戦う。アルカナは、炎・水・地・風などの属性に分けて多数の種類が用意され、同時に5つまで装備可能。組み合わせによってプレイスタイルが変化する。また装備した特定のアルカナにおいては、敵を倒してゲージを溜めることで強力な技を発動できる。

ステージを進むなかでは、新たなアルカナを購入したり、アップグレードしたりといったことが可能。また、魔術師にさまざまなバフ効果を付加するレリックを入手したり、手持ちのレリックとトレードしたりといった機会も用意されている。このほか、本作には恒久的な強化要素もあり、何度もプレイするなかでアンロックしていくことができる。

 


早期アクセス配信開始時点では、基本的なゲームシステムは完成した状態にあり、2種類のステージ環境が収録。正式リリースまでは少なくとも6か月はかかる見込みで、この間にさらに開発が進められるなかでは、2種類の新たなステージ環境や、アルカナおよびレリックなど、さらなるコンテンツが追加されていく。なおオンライン協力プレイモードの対応人数に関しても、まずは2人プレイとして実装され、正式リリース時に最大4人へと拡張される計画だそうだ。

ちなみに本作の販売元Humble Gamesというと、今年7月に事業再編が発表。一部では全社員が解雇され、今後の運営は外部企業によっておこなわれるとも報じられた(関連記事)。そのため当時には、同社の取り扱いタイトルの今後が不安視されたが、少なくとも本作については無事リリースされる運びとなった。

『Wizard of Legend 2』は、PC(Steam)向けに10月3日に早期アクセス配信予定だ。