ローグライト武術アクション『Karate Survivor』発表。周囲の物は何でも活用、押し寄せるチンピラをなぎ倒すサバイバー系ゲーム

Alawarは6月24日、『Karate Survivor』を発表した。武術の使い手として押し寄せる敵と戦う、ローグライトアクションゲームだ。

デベロッパーのAlawarは6月24日、ローグライトアクションゲーム『Karate Survivor』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、1980年代のアクション映画から影響を受ける、いわゆるサバイバー系の作品。ゲームタイトルに「Karate」とあるが、おそらく当時人気だった香港のカンフー映画のことを指している模様で、主人公は武術を駆使して戦う。


『Karate Survivor』にてプレイヤーは武術の使い手となり、四方八方から押し寄せる何人ものチンピラや悪党たちに立ち向かう。ステージには、酒場や建設現場、スーパーマーケットなどの環境が用意され、周囲にある物を即席の武器にすることが可能。たとえばモップやおもちゃのハンマーを振り回して戦える。主人公の攻撃アクションはあわせて数百種類存在し、6回までの攻撃をつなげて独自のコンボを構築できる要素も用意される。

またステージでは、ショッピングカートを蹴り飛ばしたり、足場を崩したり、冷蔵庫の扉を開けて敵にぶつけたりなど、周囲の環境にインタラクト可能。本作では、即興性と創造性が生き残るカギになるとのことで、使えるものは何でも使って立ち回るのだ。このあたりもカンフー映画っぽいシステムだといえるだろう。


敵を倒し経験値を獲得していくと、やがてレベルアップ。その際には、ランダムに3つ提示された中からアップグレードを獲得できる。たとえば、体力の上限値をアップさせたり、武器の攻撃力を引き上げたり、主人公のパンチ・キックの射程距離を拡大させたりなどのアップグレードが存在する。そうした強化を重ねながら、できるだけ長く生き残ることを目指すゲームプレイとなるのだろう。ステージを進むなかではボス戦も発生する。

また、恒久的なアップグレードとして、スキルや技術をアンロックし修得できる要素も用意される。詳細は不明ながら、毎回のプレイをより充実させることができるとのことで、主人公の新たな技などが開放されていくのかもしれない。


本作の開発元Alawarは、ネクロマンサーシム『Necrosmith』シリーズや市民監視ゲーム『Beholder』シリーズ、壁世界採掘ゲーム『Wall World』など多数の作品を手がけ、またパブリッシャーとしても活動している企業だ。多彩なジャンルの作品を扱っており、本作『Karate Survivor』では人気のサバイバー系ローグライトを採用しつつ、武術を組み合わせていることが特徴といえそうだ。

『Karate Survivor』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

Articles: 6792