メトロイドヴァニア×コロニーシム融合ローグライク『No Gods of Men』発表。拠点構築・住民を管理しつつ、骨太アクションダンジョン攻略

Long Tooth Llamaは5月29日、『No Gods of Men』を発表した。メトロイドヴァニアとコロニーシムの要素が合わさったローグライクゲームだ。

デベロッパーのLong Tooth Llamaは5月29日、『No Gods of Men』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、2026年に発売予定。ストアページ表記によると日本語表示に対応する予定だ。

『No Gods of Men』は、メトロイドヴァニアとコロニーシムの要素が合わさったローグライクゲームだ。舞台は古の神々がかたどられたうず高い城塞(Citadel)。城塞は神々が消え失せてしまった事によって朽ち果て、廃墟となっていた。プレイヤーは消えてしまった神々の領域へ到達するため、自身の信仰者たちを携え、城塞を再び建造していく。

プレイヤーは神々の領域へと到達するため、ダンジョンを攻略していくこととなる。ローグライク要素として、レベルアップ時にアップグレードを選び取る仕組みもあるそうだ。そして基本的にチェックポイントなどはなく、死ねばまた最初からダンジョン攻略はやり直し。一方で進行に応じて新たな能力を恒久的にアンロックできるそうだ。プレイヤーの行く手には神々の手下や消え失せてしまったはずの神々が立ちはだかり、強力なボスとの戦いもあるという。ボスを打ち倒せば、ゲームを一変させるほどの報酬が得られるかもしれないとのこと。

また本作では、新たなフィールドを開放するためには、城塞を高く積み上げることが必要となるようだ。そこで重要になるのがダンジョン攻略の合間に行える城塞の建造。信仰者が集う食堂やトレーニング設備、図書館に庭園、さらにはプレイヤーを崇拝する祭壇など、多様な設備を建設できる。信仰者の士気が下がらないよう、食事や清潔な部屋、そして仕事を与えて管理することが肝心だという。ただし、神々の領域は血を求めるという。時には信仰者を犠牲にすることも必要になるかもしれない。

開発元であるLong Tooth LlamaことBobby Rasmusson氏はアメリカ、フロリダに拠点を置く個人開発者。これまでテック企業にて働く傍ら、「Push Pop Pixels」という名義でモバイルゲームを開発していたが、本作の開発に専念するため職を辞したという。Bobby氏は過去作からたった一人での開発を続けており、本作も個人で開発しているとのこと。本作は手描きの流麗なグラフィックが魅力の1つとして挙げられるが、こちらも全て同氏一人で描いており、Xにてその制作風景が記録されている。

なお戦闘と拠点構築の二軸で進行するゲームとしては『Cult of the Lamb』などが好評を博しており、本作も類似のゲームサイクルとなりそうだ。一方で2Dアクション戦闘は『Dead Cells』の影響を受けているというほか、ボス戦はソウルライクと標榜されており、手強い難易度も持ち味となる模様。続報にも注目したい。


『No Gods of Men』はPC(Steam/Epic Gamesストア)にて2026年にリリース予定。なお、ストアページ表記によると日本語に対応予定だ。

Haru Takitoh
Haru Takitoh

アクションゲームとゲーム音楽が好きです。一番好きなゲームは『アーマード・コア6』、衝撃を受けたゲーム音楽は『サルゲッチュ』。

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