カフェ経営×ローグライクACT二重生活ゲーム『HIPS N NOSES』発表。昼はカフェ接客、夜は夢の中でモンスターと戦う多忙店主の5週間
PepperStonesは7月27日、カフェ経営&アクションゲーム『HIPS N NOSES』を正式発表した。昼間はカフェで接客をし、夜になると夢の中の世界でモンスターと戦うゲームだ。

デベロッパーのPepperStonesは7月27日、カフェ経営&アクションゲーム『HIPS N NOSES』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年第1四半期に早期アクセス配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、昼間はカフェで接客をし、夜になると夢の中の世界でモンスターと戦う作品だ。ローグライク要素のあるゲームプレイが採用されているとのこと。

『HIPS N NOSES』の主人公は、魔女の帽子がトレードマークのメラという名の女の子だ。本作の世界では人々は眠ることがないが、彼女は唯一眠って夢を見ることができるという。また、人々は記憶を失うことがあり、メラは記憶を取り戻す手助けをするためにカフェを経営し、夢の中でモンスターと戦う。夢では記憶の花という貴重な素材を入手できるという。
本作には5週間にわたる物語が収録され、夢の世界およびカフェには毎週異なるボスが現れる。メラが夜に眠ると訪れることができる夢の世界では、見下ろし型視点のアクションゲームとなり、さまざまな武器を駆使して、四方八方から押し寄せるモンスターを倒していく。いわゆるサバイバー系のようなゲームスタイルにも見えるが、現時点で詳細は不明。さまざまなバフ効果を得られるアップグレード要素も用意されるようだ。


そして昼間は、人々の記憶を取り戻すカフェを経営する。カフェモカやキャラメルマキアートなどのドリンクメニューがあり、注文を受けるとキッチンの大釜に材料を入れて作ることになる。お客はそれぞれ異なる好みを持ち、会話の中からそうした好みを読み取り、レシピを調整することが求められる。気に入ってもらえれば、より多くの報酬を得られるそうだ。
同じメニューでも、異なる味わいのドリンクを作ることができ、そうした味のニュアンスはレシピ上のタグで表現される。たとえば、材料にシナモンを加えると深みのある味になり「Strong」タグが追加。また、大釜で作ったドリンクをコーヒーマシンに通すと苦味が足され、「Sweet」タグが外れて「Bitter」タグが付けられる。あるいは、コンロにかけて「Ice」タグを「Warm」タグに変えてホットにすることも可能だ。
つまり、お客の好みに合ったタグの構成になるように、材料を工夫したり設備を利用したりするわけだ。材料や設備はゲームを進める中で購入でき、設備はキッチンに自由に配置可能。設備には、ドリンクを作り置きしてすぐに提供できる冷蔵庫や、お客からもらえるチップが増える特別な大釜なども存在するようだ。
早期アクセス配信開始時点では、最初の4週間までのコンテンツが収録された状態となる予定。その後さらに開発が進められる中で、5週目のストーリーやボスの追加、夢の世界における新たな戦闘メカニクスおよびより深い探索要素の導入、また特別なリクエストや記憶を持つお客の追加、カフェのカスタマイズオプションの拡張などをおこなう計画だそうだ。正式リリースまでは約6か月かかる見込みとのことである。
『HIPS N NOSES』は、PC(Steam)向けに2026年第1四半期に早期アクセス配信予定だ。