巨大赤ちゃん育成・街づくりシム『Feastopia』発表。“赤ちゃん神さま”の空腹と要求を満たし続けるローグライク都市建設ゲーム
パブリッシャーのIndieArkは9月23日、街作りと育成の要素を兼ね備えたローグライクシミュレーションゲーム『Feastopia』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Feastopia』は、突如空から降ってきた巨大な卵を孵化・育成するため、その周辺のエリアで食料品製造工場の立ち並ぶ街を発展させていく街作りシミュレーションゲームだ。
本作で、プレイヤーは空から降ってきた謎の卵と契約を結び、この土地を食料豊かな都市へと発展させる使命を負う。まずは周辺住民に安全な居住環境を提供し、マンパワーを確保。農業・畜産業をはじめ、食材の加工が可能な工場なども増やしていく。卵から孵った不思議な生き物は常にお腹を空かせている赤ちゃん神様だ。空腹で怒り出してしまわないよう、さまざまな特産品や料理によってもてなし、あやさなければならない。
本作には街づくりと育成のシミュレーション要素だけではなく、ローグライクのシステムも備わっている。ランダム生成されるマップの探索と、そこで発見される珍しい食材やレシピを活用することで、製造可能な料理の献立数を増やしていけるようだ。製造ラインが滞りなく回り続けるよう、原材料生産のための畑や牧場の区画を整理し、そこで働く住民のスキルアップも進めていく必要がある。
孵化した赤ちゃん神様は、何を食べたかによって異なる属性を発揮し、ステータスも上昇していくらしい。ローグライクシステムによって、プレイするたびに入手・製造可能な料理が変化するため、赤ちゃん神様の成長にも変化が生まれ、繰り返しのプレイが楽しめそうだ。また、街には火事や冷害などの災害・問題が発生することもあるので、それに素早く対処し住民の高い幸福度を維持することも卵との契約者としての使命となる。
本作のデベロッパーWhite Star Studioは、中国の広東省に拠点を置くインディーゲーム開発スタジオだ。4人からなる国際的なチームで、プレイヤーに幸福を感じてもらえるようなゲームの開発を目標として取り組んでいるとのこと。前作の『Thriving City: Song』は西暦960年の趙宋王朝を舞台とした都市開発シミュレーションゲームとして好評を博している。
『Feastopia』はPC(Steam)向けに配信予定。