“HD-2D風”ターン制ローグライク『Eternity Breaker』発表。習得スキルに応じてクラスチェンジ、多様ランダム要素がかき立てる戦略性

Secret Characterは11月7日、ターン制ローグライクゲーム『Eternity Breaker』を発表した。

デベロッパーのSecret Characterは11月7日、ターン制ローグライクゲーム『Eternity Breaker』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、無限のダンジョンでモンスターと戦略バトルを繰り広げる作品だ。ランダムなスキルでクラスを構築するシステムが特徴となる。

『Eternity Breaker』にてプレイヤーは、モンスターの存在するファンタジー世界にて、終わりのないダンジョンからの脱出を目指して戦う。敵とのバトルは3×4のグリッド状のフィールドを舞台にターン制でおこなわれ、主人公には20種類以上のクラスが用意。プレイヤーが戦闘で習得・蓄積したスキルによってクラスが変化していく「スキルビルダー」システムが採用されている。

主人公が扱うスキルは、主に近接(赤)・魔法(青)・技巧(緑)の3つのタイプに分類される。たとえば、近接タイプのスキルを2つ習得するとウォリアークラスに変化し、その後魔法タイプのスキルを2つ習得するとバトルメイジクラスに変化するという。また、近接タイプのスキルを4つ習得すれば、強力なブラックナイトクラスに。なお各クラスには、追加の特殊技術を持つ基本クラスと、強力な究極攻撃をアンロックした上位クラスが存在するとのことだ。

使用可能なスキルは、各戦闘ラウンドにおいて完全にランダム化される。また、スキルにはアップグレード要素があり、こちらも同様にランダム化。これにより、プレイヤーは毎ターン戦略を調整し、鋭い判断を下すことが求められるという。

このほか、戦闘にはアーティファクトやアイテムといった要素も存在する。現時点で詳細は伏せられているが、プレイヤーはこれらにより、さまざまな戦闘技術を組み合わせ、毎回のプレイで新しく多様なプレイスタイルを生み出すことが可能となるそうだ。

本作の開発元Secret Characterは、タイ・バンコクを拠点とするインディースタジオだ。日本の不良が主役のターン制戦略RPG『番長タクティクス』や、ネコの写真をたくさん撮って集めるアドベンチャーゲーム『ミキとネコの島 -Neko Odyssey-』、肉焼きゲーム『焼肉シミュレーター』など多彩な作品を手がけてきた。新作『Eternity Breaker』においては、特にスキルビルダーシステムについて“革新的”であるとアピールされている。またHD-2D風とも言える、美しい2.5Dドット絵ビジュアルも魅力のひとつとなりそうだ。

『Eternity Breaker』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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