米国の開発スタジオPsyonixは、爆走車両でサッカーをするサッカードライビングゲーム『Rocket League』に参加したプレイヤー数が、発売48時間で120万人を記録したと発表した。同時接続プレイヤー数は9万人を記録しており、開発チームは現在サーバーの増設やメンテナンスに追われているようだ。Psyonixが公式Twitterアカウントにて明らかにしている。
爆走車両でサッカーするだけ、なのに面白い
Psyonixはカリフォルニアを拠点とするゲーム開発スタジオであり、過去にはEpic Gamesと共に『Unreal Tournament 2004』の開発に参加していたこともある。近年はスクウェア・エニックスがパブリッシングを担当するPC向けF2Pゲーム『Nosgoth』の開発も手がけており、名前を聞いたことがある人もいるのではないだろうか。『Rocket League』は同スタジオから2008年にリリースされた『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』の続編で、トレイラーを見ていただくとわかるようにレーシングカーでサッカーをするタイトルである。アクセルとブレーキ、加速するブーストに加えて、ジャンプしてから車両の姿勢制御ができる点も特徴で、アクロバティックなトリックを決めることができる。
『Rocket League』は7月7日にPS4版とPC版が同時リリースされ、どちらも人気を博している状況だ。PS4版はPlayStation Plus会員向けに無料で提供されており、現時点で北米PSNでのレビュー数は1万件以上。これは6月25日に配信が開始された『DRIVECLUB PlayStation Plus Edition』よりも約25000件ほど多い。Steamでもトップチャートにランクインしており、レビュー数は発売2日間ですでに900件近くにまで到達している。そしてどちらもユーザーからの評価は非常に高いようだ。
『Rocket League』は価格1980円と安くはないが、バカゲーの見た目に反してシステムは非常に充実している。PS4版とPC版のクロスプラットフォームプレイ対応に始まり、画面分割プレイやリプレイの保存などにも対応、シーズンを勝ち抜いてゆくシングルプレイヤーモードも搭載されている。ゲーム内ではボールの落下位置が表示されたり、ボールに視点をロックすることができるなど、プレイヤーが遊びやすくなる工夫が盛り込まれている。