『Rocket League』に新アリーナ「AquaDome」が発表。2種類の新DLC車も同時配信

 

Psyonixは9月22日、『Rocket League』の新アリーナ「AquaDome」を発表した。10月配信予定で、価格は無料。

どことなく、先日リマスター版が発売された『バイオショック』シリーズを連想させる「AquaDome」トレイラー

「AquaDome」は海底に設置されたドーム内のフィールドだ。まわりでは魚やクラゲが泳ぎ、観客席を含む構造物も確認できる。フィールドに特別な仕掛けや形状を持たないスタンダードな追加アリーナとしては「Utopia Coliseum」以来となる。

Psyonixはさらに2種類の新バトルカーも発表した。「Triton」と「Proteus」、共にギリシャ神話の海神の名前がつけられている。価格はそれぞれ1.99ドルで、「AquaDome」と同時に配信される。

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『Rocket League』は、PsyonixがPlayStation 3で発売した『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars』の続編で、2015年7月にPC/PlayStation 4版が、2016年2月にXbox One版が発売された。ロケットエンジンを積んだ車同士で巨大なボールを追いゴールを決める、ルール無用のサッカーゲーム。発売以来、大きな人気を獲得しており、今回のプレスリリース内でプレイヤー数が2100万人を超えたことが公表された。

コラボレーションも積極的におこなわれていて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『バットマン』、PlayStation 4版では『Twisted Metal』、Xbox One版では『Gears of War』や『Halo』からの車が登場している。また、バスケットコートをイメージしたアリーナ「Hoops」を配信した際には、アメリカ・プロバスケットボールリーグNBA所属各チームの旗を発売した。

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『Rocket League』はPC版と、それぞれのコンソール版とのクロスプラットフォーム対戦に対応するが、今年3月にマイクロソフトが他のコンソールとの接続にも門戸を開くと発表したことを受け、PlayStation 4版とXbox One版とのクロスプラットフォーム対応も計画している。7月にPsyonixのJeremy Dunham氏がIGNに「ソニーが許可を出してくれさえすれば、ほんの数時間で実装できる準備ができている」と語っていた。こちらの続報にも期待したい。