熱血ロボアニメ風アクション『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』正式発表。インティ・クリエイツが“エイプリルフールネタ”から本気で開発、日本語ボイス付き
インティ・クリエイツは7月19日、アクションゲーム『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2024年冬に発売予定。
本作は、インティ・クリエイツが今年のエイプリルフールネタとして披露していた作品だ。その後ファンの反響を受け実際に開発されることとなり、今年10月24日に発売予定の同社のデッキ構築型ローグライトカードバトルRPG『カルドアンシェル』のNintendo Switch/PS5向けパッケージ版に同梱されることが決定。そしてこのたび、プラットフォームを拡大して正式にリリースされるはこびとなった。
『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』は、1990年代のロボットアニメをイメージしたという、ノスタルジック2Dアクションゲームだ。主人公は、異世界に召喚された火野勇人(CV:吉田小南美)。勇人は、精霊機と呼ばれる意思を持つロボットの相棒フレイリート(CV:堀内賢雄)や、一緒に召喚された友人たちと共に、剣と魔法のファンタジー世界キラカディアを冒険する。
本作には、勇人を操作するトップビューパートと、精霊機フレイリートを操作するボス戦パートが存在。勇人は、剣士の称号を持つフレイリートが宿った剣を武器として戦う。攻撃ボタンを3回続けて入力しての三段斬りや、攻撃ボタン長押しでの強力なチャージ斬りなど、さまざまな剣技を繰り出せるという。また、敵の攻撃を回避できるローリング時には、タイミングよく攻撃ボタンを押すことでカウンター攻撃が発生する。
物語を進めるなかでは仲間と出会うことができ、その後はワンボタンで彼らを呼び出し可能。たとえば、本作のヒロインであり勇人の幼馴染の風祭まほ(CV:鈴木あやか)は、敵を追尾する竜巻を発生させる風魔法でプレイヤーをサポート。ほかにも、ふたりの友人である水鏡環(CV:倉知玲凰)は広範囲に水の弾を発射する水魔法を、土谷守(CV:高木渉)は大きな盾を構えて突進し勇人たちを守ってくれるシールドタックルを扱う。なお、仲間たちも独自の精霊機を持っている。
そしてトップビューパートをクリアすると、精霊機フレイリートで戦うボス戦パートに移行する。こちらは一人称視点の疑似3Dシューティングアクションになっており、照準を動かし魔法弾で敵を狙い撃ちつつ、近づいてきた敵には剣で応戦。また、ガードを続けるとフレイリートのパワーがチャージされていき、最大に達すると威力絶大な必殺技の一刀焼却!フレイムセイバー!を発動できる。
対するボスも大技を繰り出すことがあり、タイミングよくガードするとつばぜり合いが発生。ボタン連打で打ち勝てば、ひるんだ相手に連続攻撃を叩き込めるチャンスとなる。このほか、仲間たちの精霊機を呼ぶカットイン攻撃も存在。仲間1人につき1回だけ使うことができる、強力な切り札になるとのこと。
『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2024年冬に発売予定だ。なお先述したように、本作は『カルドアンシェル』のNintendo Switch/PS5向けパッケージ版にも収録される。同作は10月24日に発売予定で、購入すれば一足早く本作がプレイ可能となる。
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