東京サバイバル逃亡生活ゲーム『リバープロジェクト・トーキョー』体験版配信開始。相互監視社会の東京で、ゴミ箱や廃墟を漁りながら生きる
ネストピは6月23日、サバイバルサスペンスADVゲーム『Re:VER PROJECT -TOKYO-(リバープロジェクト・トーキョー)』の体験版を配信した。

デベロッパーのネストピは6月23日、サバイバルサスペンスADVゲーム『Re:VER PROJECT -TOKYO-(リバープロジェクト・トーキョー)』の体験版を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
本作は、現代の東京を舞台に、無実の罪を着せられた主人公が真犯人を見つけ出そうと奔走する作品だ。アニメ制作会社である東映アニメーションと共同開発中。

『Re:VER PROJECT -TOKYO-』の主人公・弥音ユキノリは、何らかの無実の罪を着せられ警察に追われており、同じく無実の罪で追われているアイドルの六実ひなぎと共に、東京都内の隠れ家を転々としながら逃亡生活中。この東京では、本当の罪であろうとなかろうと、一度異端者の烙印を押されて社会的に排除されてしまえば人生終了だとされているが、ふたりはそれを乗り越えようと立ち上がる。
本作にてプレイヤーは弥音ユキノリとなり、東京の街でサバイバルをしながら真犯人を追う。六実ひなぎは有名人であるため迂闊に外を出歩くことができず、彼女の生死もプレイヤーにかかっている。各キャラクターにはカロリー・水分・健康度のステータスがあり、街を探索して食料や水、医薬品などの物資を探し、拠点の廃墟にてふたりで分けるのだ。


お尋ね者である主人公は街で買い物をすることなどできず、ゴミ箱や廃屋を漁るなどして物資を集めなければならない。衛生的に不安な食料だと、あるステータスが回復する代わりに別のステータスが低下することもあり、上手く管理することが求められるだろう。また、相互監視社会となっている東京では、ゴミ箱を漁っているところをNPCの都民に見られると、不審がられ警察の捜査進行度が上昇。警官も街を巡回しており、逮捕されるとゲームオーバーになってしまう。
拠点の廃墟にはクラフト台があり、素材となるアイテムも街で漁って回るなかで入手可能。クラフトできるアイテムとしては、たとえば持ち運べるアイテム数が増える「拡張カバン」や、都民に怪しまれにくくなる「いかついサングラス」、また拾ったどんぐりを調理する「どんぐりDX焼き」などがある。
今回配信された体験版は、昨年のBitSummitなどのイベントに出展されたバージョンとのこと。とある病気にかかった六実ひなぎが高熱で倒れ、3日間のうちに、その治療に必要な医薬品の入手を目指すミッションをプレイできる。街には数少ない協力者がおり、要求されたアイテムを手に入れるべく街を探索することになる。
『Re:VER PROJECT -TOKYO-(リバープロジェクト・トーキョー)』は、PC(Steam)向けに2025年冬に配信予定。そして体験版は現在配信中だ。