“ウィッシュリスト数5万超”の期待レースゲーム『オールドスクール ラリー』7月19日早期アクセス配信へ。ランエボ風やインプレッサ風のローポリなラリーカーが世界を疾走

Astrolabe Gamesは7月5日、『オールドスクール ラリー』の早期アクセス配信を、7月19日に開始すると発表した。1990年代終盤の世界感をもつ、懐かしさが残るレースゲームだという。

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは7月5日、Frozen Lake Gamesが手がけるラリーレースゲーム『オールドスクール ラリー』の早期アクセス配信を、7月19日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1299円(税込)。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、数ある素晴らしい作品の魅力を融合し1990年代終盤の世界感をもつ、懐かしさが残るレースゲームだという。開発元から明言はされていないが、当時の『セガラリー』シリーズや『Colin McRae Rally』シリーズなどを彷彿とさせる、ローポリゴングラフィックが特徴となっている。


『オールドスクール ラリー』には、“伝説級”だというラリーカーの数々が収録。トレイラーなどでは、スバル・インプレッサや三菱・ランサーエボリューション、トヨタ・セリカ、ミニ・クーパー、アルピーヌ・A110など、有名なラリー仕様車をモチーフにしたらしきデザインの車両が確認できる。

プレイヤーは自らのマシンを選択したら、世界各地を巡るレースに挑む。コースには、雪に包まれたアルプス山脈や、アフリカ大陸の砂が舞う砂漠地帯、また都市郊外に設けられた滑りやすいアスファルトの路面など、さまざまな環境が用意。本作は、アーケードゲームのようなスタイルを取り入れつつも、レース中の加速やブレーキ、方向転換などにおいてはリアルな感覚を楽しめるそうで、どのラリーにおいてもテクニックが問われるとのことだ。また、車両のダメージ表現も存在し、損傷によって性能が変化するという。

このほか、オンラインランキング機能も用意される。本作はシングルプレイゲームであるものの、世界中のプレイヤーと各コースのタイムを競いながら、腕を磨くことができる。またゲームモードにはラリーモードのほかに、タイムトライアルモードなども用意される。

 


早期アクセス配信開始時点では、7か国計14コースと約20台の車両が収録される予定。トレイラーでも確認できる日本ステージ「JAPAN SS1」と「JAPAN SS2」も登場するそうだ。また、オンラインランキング機能や、車両の挙動にかかわるハンドリングとタイヤ性能のカスタマイズ要素、昼夜の切り替え、ゴーストカーシステム、一部ハンドルコントローラーへの対応なども用意される。カントリーツアーと呼ばれるゲームモードも収録されるとのこと。

こうした初期収録コンテンツは、Steam Nextフェスにあわせて配信された体験版のユーザーからの、数千件のフィードバックをもとに決定されたという。本作には、5万5000人を超えるウィッシュリスト登録者がいるそうで、大きな期待が寄せられているようだ。早期アクセス配信期間は6〜10か月ほどが見込まれており、この間に車両やコースの追加などがおこなわれる計画。詳細な開発ロードマップは今後発表される。

『オールドスクール ラリー』は、PC(Steam)向けに7月19日に早期アクセス配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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