“二次元化”チーム対戦シューター『Strinova』ベータテストから人気爆発。紙のようにペラペラになれる能力をもつアニメ調キャラで戦う、5対5TPS


デベロッパーのiDreamSkyは10月10日、チーム対戦型TPS『Strinova』の第2回ベータテスト「超弦テスト(Superstring Test)」を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/公式サイト)。Steamでは体験版の扱いになっており、同プラットフォーム上の体験版として現在トップクラスの賑わいを見せている。

本作は、アニメ調ビジュアルが採用された5対5のチームシューターだ。キャラクターを3Dと2Dとの2つの形態に自由に切り替えられる、弦化システムが特徴となる。


『Strinova』では、超弦体と呼ばれるアニメ調ビジュアルのキャラクターから選択し、多様なマップで展開されるバトルに挑む。本作の世界では、大災害が発生したことを受けて人類はストリノヴァと呼ばれる多次元領域に移住。そして、異なるイデオロギーをもつ超弦体の各勢力が、各々の信念に基づいて絶え間ない闘争を繰り広げることとなる。

超弦体は10体以上収録され、それぞれ固有のメイン武器とスキルが存在。装備品としては、ほかにサブ武器や各種グレネードも用意される。メイン武器は、獲得ポイントを消費して各パーツの性能をアップグレード可能だ。スキルの持続時間を延ばしたり、アーマーを強化したりなどのアップグレード要素も用意されている。

ゲームモードは、いわゆるデスマッチやデモリション、エスコートなどが収録され、5対5のチーム戦にて戦う。本作の大きな特徴としては、先述した弦化システムが挙げられる。これは3Dのキャラクターである超弦体を、ペラペラの2D形態に切り替えられるもので、角度によって当たり判定が大幅に減少。さらに、たとえば壁に描かれた絵のようになって壁の表面を移動したり、紙飛行機のように滑空したりといったことも可能になる。

 


本作では、第2回ベータテスト「超弦テスト(Superstring Test)」がPC向けに10月10日に開始。Steamおよび公式サイトにて配布されているランチャーを通じて参加でき、このうちSteam版において大きな賑わいが確認されている。同時接続プレイヤー数を確認すると、週末に向けて徐々に増加していき、これまでのピーク時には約1万4000人に達した(SteamDB)。

この数字は、製品版を含むSteam全体において、当時のトップ100には入る規模だ。また、Steamでは体験版の扱いでベータテストのクライアントが配布されており、同プラットフォーム上の体験版のデイリーアクティブプレイヤー数としては、本稿執筆時点で1位。高評価を獲得し発売初日に売り上げ100万本を突破した、アトラスの『メタファー:リファンタジオ』の体験版の記録をも上回った。

本作は、先月開催された東京ゲームショウ2024における試遊出展では、120分以上の待ち時間となるほどの人気だったという。そうした注目度の高さが、上述したような数字としても表れたようだ。


『Strinova』は、PC/iOS/Android向けに開発中。そして第2回ベータテスト「超弦テスト(Superstring Test)」は、PC(Steam/公式サイト)向けに10月22日午前2時まで開催中だ。なおベータテスト版は、製品版へのデータ引継ぎには対応せず、課金要素も実装されていない。