自然構築パズルゲーム『Preserve』8月9日にSteam早期アクセス配信へ。カードを使って天地創造、自然を育てて動物も共生させる

Grindstoneは7月2日、Bitmap Galaxyが手がける『Preserve』の早期アクセス配信を、日本時間8月9日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応。

パブリッシャーのGrindstoneは7月2日、Bitmap Galaxyが手がける自然構築パズルゲーム『Preserve』の早期アクセス配信を、8月8日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で8月9日配信となるようだ。また、ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、植物や動物を配置して自分好みの自然環境を作り、生態系を繁栄させるパズルゲーム。それぞれの構成要素を調和させ、共生させることが求められるという。


『Preserve』では、大陸やサバンナ、海洋といった環境のステージが用意され、プレイヤーは手持ちのカードを使って、ヘクスマップのタイル上にそれぞれの自然環境を構築し、さらに拡張させていく。最初は荒地のタイルがいくつか配置された状態になっており、たとえば雨のカードを使い荒地に雨を降らせると緑化され、木のカードを使って木を植えられるようになる。

ゲームプレイの大きな目標としては、調和ポイントを貯めることが挙げられる。調和ポイントは、たとえば上述したように荒地を緑化させたり、木を植えたタイルを複数隣接させたりなど、自然環境を作るうえでのさまざまな条件により獲得可能。そうして調和ポイントを貯めて規定値に達すると、新たなカードが提供され、またマップを拡張させることができるようになる。


森や花畑など、同じ種類の自然環境のタイルを複数隣接させると、その場所は生息地に進化し、調和ポイントを得られると同時に、その場所に動物を配置できるようになる。また、既存の自然環境を雪の山脈やラベンダー畑、セコイアの森などに進化させることができる、特殊なカードも存在するという。

動物は、鹿やヤギ、イノシシ、カバ、蜂などさまざまな種類が収録され、やはり提供されたカードを使って生息地に配置するかたちとなる。ただし、各動物には生息に適した環境や標高が設定されている。土地の高さの概念があるのも本作の特徴だ。動物を生息させることで得られる調和ポイントは高めのため、効率よく自然環境を構築していくことが重要になるだろう。

本作のゲームモードは、調和ポイントをより多く稼ぐことを目指す調和モードや、調和ポイントの規定値を目指すうえで詰まないように戦略的にカードを使うパズルモード、また制限なく土地を作ることができるクリエイティブモードが収録。作り上げた自然環境を撮影できるフォトモードも用意される。


早期アクセス配信開始時点では、大陸・サバンナの環境のステージは完成した状態にあり、海洋環境のステージも収録。25種類以上のパズルや、クリエイティブモードも楽しめるとのこと。正式リリース時期や開発ロードマップについては今後発表されるだろう。

『Preserve』は、PC(Steam)向けに8月9日に早期アクセス配信予定だ。またSteamでは体験版が現在配信中である。開発元によると、コンソール版のリリースも今後計画しているそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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