PS5 Pro、現時点での「PS5 Pro Enhanced」タイトルは80ぐらいありそう。PS4 Pro発売当時のおよそ2倍

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは今週11月7日に、PlayStation 5 Proを発売する。前世代のPS4 Pro発売当時と比べて、そうした最適化タイトルの本数が2倍近く用意されているようだ。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは今週11月7日に、PlayStation 5 Pro(以下、PS5 Pro)を発売する。PS5 Pro向けには、その機能を活用すべく最適化された「PS5 Pro Enhanced」タイトルも提供される予定だ。PS5 Proの発売を目前に控え、前世代のPS4 Pro発売当時と比べて、そうした最適化タイトルの本数が2倍近く用意されていることが明らかになった。海外メディアPlayStation LifeStyleなどが報じている。

PS5 Proは、PS5の上位モデルだ。GPUのアップグレードや、レイトレーシング機能の強化、いわゆる超解像技術であるPlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)の導入などを特徴とし、より美しいグラフィックとより高いフレームレートでのゲームプレイを実現するという。

PS5 Proでは、搭載されたゲームブースト機能によって、対応しているPS5およびPS4ゲームのパフォーマンスが安定したり向上したりといった恩恵を受けられる。またこれとは別に、PS5 Pro専用に最適化された「PS5 Pro Enhanced」タイトルが提供予定。新作だけでなく、既存タイトルにも対応アップデートがおこなわれるものがある。

「PS5 Pro Enhanced」において強化される内容はタイトルによりさまざま。たとえば『Marvel’s Spider-Man 2』や『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』などのInsomniac Games作品では、4K解像度およびレイトレーシング対応のうえで60fpsにてプレイできる「パフォーマンスプロモード」が用意される。PS5では高画質か高パフォーマンスかを選択するかたちだったが、PS5 Proでは両者の良いとこどりが可能になるわけだ。

PS5 Proの発売が迫り、PS Storeでは「PS5 Pro Enhanced」となることを示すタグが、対応予定タイトルに掲載されるようになった。現時点では、海外では約90タイトル、日本では約70タイトルほどにおいて確認されている。ちなみに前世代のPS4 Proでも、通常のPS4よりも映像表現が強化された「PS4 Pro Enhanced」タイトルが提供。2018年のPS4 Pro本体の発売時点では約40タイトルの対応予定が発表されたが、PS5 Proではその2倍近い本数のタイトルについて、“Enhanced”されることがすでに判明している格好となる。

以下には、「PS5 Pro Enhanced」対応が判明しているPS5タイトルを一部抜粋。対応予定タイトルは順次追加されており、詳細はPS Storeを確認してほしい。

『Alan Wake 2』
『エーペックスレジェンズ‎』
『アサシンクリード シャドウズ』
『BIOHAZARD VILLAGE』
『バルダーズ・ゲート3』
『ディアブロIV』
『デッドライジング デラックスリマスター』
『Demon’s Souls』
『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』
『FINAL FANTASY VII REBIRTH』
『ホグワーツ・レガシー』
『Horizon Zero Dawn Remastered』
『Horizon Forbidden West』
『Marvel’s Spider-Man Remastered』
『Marvel’s Spider-Man 2』
『No Man’s Sky』
『プロ野球スピリッツ2024-2025』
『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』
『Rise of the Ronin』
『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』
『真・三國無双ORIGINS』
『スター・ウォーズ 無法者たち』
『Stellar Blade』
『The Last of Us Part I』
『The Last of Us Part II Remastered』
『Until Dawn 惨劇の山荘』
『野狗子: Slitterhead』

PS 5 Proは、11月7日発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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