『ファイナルファンタジーXVI』PS5版「コンプリートエディション」発売前日に延期発表。PS5システムアップデートに伴う不具合により


スクウェア・エニックスは9月17日、『ファイナルファンタジーXVI』のPS5版「コンプリートエディション」の発売延期を発表した。これまで明日9月18日発売とされていたが、変更後の発売日は現時点で未定。延期の理由として、PS5のシステムアップデートに伴う不具合が挙げられている。

本作は、『ファイナルファンタジー』の最新作だ。昨年6月にPS5向けに発売され、明日9月18日にはPC版がリリースされる。このPC版の発売に伴い、PS5版ではデジタルデラックスエディションに代わってコンプリートエディションが販売されるかたちに商品構成が変更。コンプリートエディションは、ゲーム本編に、DLC第1弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」とDLC第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」が同梱されたセットだ。


PC版と共に明日9月18日の発売が間近に迫っていた『ファイナルファンタジーXVI』のPS5版コンプリートエディションであるが、土壇場で発売延期が告知された。PS5のシステムアップデートが実施されたのち、本作にて不具合が発生していることが理由とのこと。

そのシステムアップデートは、おそらく9月12日に配信された「バージョン:24.06-10.00.00」のことと思われる。PS5ホーム画面へのWelcomeハブの追加や、ヘッドホンの個人用3Dオーディオプロファイル作成などをおこなう内容となっている。一方で本作『ファイナルファンタジーXVI』においては、同アップデート以降にクラッシュやグラフィックスに関連する不具合が報告されているという。

スクウェア・エニックスはSIEと状況を確認中だとしており、不具合が解消され次第、『ファイナルファンタジーXVI』のPS5版コンプリートエディションを発売することになるのだろう。新たな発売日については、後日公式Xアカウントより告知される。