時間逆行ローグライトアクション『PROJECT TACHYON』2月14日配信へ。シナジーでどんどん強くなる「強化遺伝子」にはリスクもあり、バタフライ効果も巻き起こるSFラン&ガンアクション
パブリッシャーのHIKEは1月20日、STUDIO N9が手がけるローグライト・アクションシューティングゲーム『PROJECT TACHYON』を2月14日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は2400円(税込)。ゲーム内は日本語音声・テキストに対応する。
本作は、AIの反乱を阻止するために戦う、ラン&ガンスタイルの2Dアクションゲームだ。主人公は、記憶を保持したまま“時間逆行”をおこなうことができ、何度も戦いに挑みながら任務の遂行を目指す。
『PROJECT TACHYON』の舞台となるタマゲリア共和国は、A.I.メインフレーム・オメガの反乱により危機に陥っている。共和国は、最終手段である核攻撃によってメインフレーム・オメガの無力化を試みようとするが、多数の死傷者が出ることと、核の冬が訪れる可能性がある。そこで共和国の司令官が「プロジェクトタキオン」を密かに発動。エージェントのシグマが、最悪の事態を防ぐための任務に挑む。
本作はサイドビューのアクションゲームとなっており、プレイヤーはシグマとして、メインフレーム・オメガが差し向ける敵やボスと戦う。ステージは、バトルやイベント、ショップなどの多数のエリアで構成され、ルートを選んでプレイ。バトルエリアでは、次々に現れる敵の殲滅を目指す。シグマには、20種類以上の多種多様な近接・遠距離武器が用意され、道中で新たな装備を入手可能。近接武器では、敵の弾幕のような攻撃を薙ぎ払うこともできる。
エリアをクリアすると、ランダムに3つ提示された中から報酬を獲得可能。シグマに取り入れる強化遺伝子として、さまざまなバフ効果を追加することができる。強化遺伝子は190種類以上用意され、組み合わせによるシナジー効果も存在する。一方で、選択した報酬により悪性遺伝子の発現率が徐々に高まっていく要素もあり、悪性遺伝子が発現すると、種類により特定のバフ・デバフ効果が付与。その後、バトルにおいて指定の条件を達成すると、デバフ効果を抑制することが可能だ。
敵に倒され任務に失敗すると、時間逆行により過去へと戻される。仲間のいる拠点では、武器の強化やバトルに役立つ特性の追加などをおこなえるほか、攻略の進捗によって新たな武器がアンロック。また、未来で入手した手がかりをもとに、過去に戻った際にその真相を探ったり、ふと見逃した過去の要素がバタフライ効果のように未来で大きな波紋を呼ぶこともあるとのこと。
『PROJECT TACHYON』は、PC(Steam)向けに2月14日配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。