高評価MMOPRG『Project: Gorgon』1月28日とうとう正式リリースへ。約8年の早期アクセスを経てついに登場、開発者夫妻の“別れ”も乗り越え
Elder Gameは、PC(Steam)向けに『Project: Gorgon』を1月28日に正式リリースすると発表。約8年の早期アクセス配信を経てとうとう正式リリースされるかたちだ。

Elder Gameは、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中のMMORPG『Project: Gorgon』を1月28日に正式リリースすると発表した。本作は2018年から早期アクセスが実施されており、足掛け8年で正式リリースを迎えるかたちだ。
本作は、「探索、発見、柔軟性」をテーマに掲げるMMORPGだ。決められたレールの上を歩くのではなく、さまざまな要素が詰まった世界の探索を通して自分だけのゲーム体験を発見することを推奨している。

本作は古典的なMMORPGの要素を継承しつつ、独自のゲームシステムも採用されている。たとえば本作ではクラスシステムが撤廃されており、好きなときに好きな武器を使うことができる。剣を使えば剣技のレベルが、魔法を使えば魔法使いとしてのレベルが上がるといった具合で、レベルに応じて総数100を超えるスキルが習得可能となっている。
そうして獲得したスキルは、そのうちの2つを同時に組み合わせて使うことができる。つまり、剣を振るうネクロマンサーにも、精神魔法を使うアーチャーにも、基本に忠実な剣と盾のタンクにもなれるということだ。また、動物に変身すればそれぞれの動物の長所を活かした戦闘を展開することもできる。たとえば牛は耐久力に優れるためタンクとして優秀で、蜘蛛はその毒による優れたDPSを出すことが可能となっている。

一部のスキルは非常に強力だが、特有のデメリットをもつ場合もある。たとえばドルイドになれば強い魔法を操るようになれるものの、森林火災、モンスターの侵略、あるいは厄介な昆虫の発生などの自然の危機に際しては自分のすべてを投げうって世界を守る義務を負うことになる。ゲームプレイに与える影響としては、災害発生中は経験値を獲得できなくなる、という具合だ。こういった制約は、MMORPGならではのロールプレイに拍車をかけてくれることだろう。
古典的なMMORPGのエッセンスを多く盛り込んだ本作では、世界の経済活動に積極的に関われる要素も数多く用意されている。アイテムの製造や動物の飼育などに関わる40以上のクラフトスキルが存在し、これらを用いて牧場で動物の飼育や繁殖を行ったり、作ったアイテムを売ったりすることができる。売りに出したアイテムは実際にゲーム中の市場で販売されるようになるため、需要の高いアイテムを見極めれば上手く儲けを出すこともできるだろう。こうした豊富なスキルを活かした育成要素や、ロールプレイの深みなどが高く評価され、本稿執筆時点では計2466件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そんな本作が2018年から続いていた早期アクセス配信を脱し、1月28日にとうとう正式リリースを迎えるかたち。なお、正式リリースにあたってはキャラクターのモデルが一新され、今までのモデルは使えなくなるとのこと。公式は新しいプリセットの制作を呼び掛けているため、興味がある方は今のうちに対応しておこう。
本作の開発のコアメンバーとなっていたのは、Eric Heimburg氏とSandra Powers氏の夫妻だ。2人は『Asheron’s Call』や『EverQuest II』といった大型MMORPGに携わった経験をもつベテランだったが、妻のSandra Powers氏は2023年に癌を公表。コミュニティからの医療費の寄付などの支援を受けながらも、2025年1月に癌のため逝去した(Massively Overpowered)。その後は夫のEric Heimburg氏がSandra Powers氏の業務の一部を引き継ぎながら開発を継続。コミュニティと開発者との“二人三脚”で、今回の正式リリースにたどり着いたかたちだ。
『Project: Gorgon』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、1月28日正式リリース予定だ。製品版にキャラクターを引き継げる体験版も配信中となっている。
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