飢えや狂気と戦う無人島サバイバル『Project Castaway』Steamにて早期アクセス配信開始。拠点やいかだをクラフトし、無人島を渡り生き残りを目指す
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デベロッパーのMardonpol Incは9月24日、『Project Castaway』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Project Castaway』は無人島を舞台としたオープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。プレイヤーは文明の存在しない絶海の孤島での生存を目指す。
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無人島の環境は厳しく、立っているだけでも日差しによって体力が削られてしまう。また生で食べられるものもバナナなどの果実に限られ、生き延びていくための食糧としては少し心もとない。ベッドやシェルター、キャンプファイアーといった生活拠点のクラフトは島にたどり着いてから真っ先に行うことになるだろう。また、槍やクロスボウといった武器もクラフト可能。より効率よく食料を確保したり、危険な野生動物から身を守ったりすることができるようになる。
そして生活の質を高め、資材を十分に集めれば立派な家を建築することが可能。さらにイカダを作ることで、他の島へ探索の範囲を広げることができるようだ。
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本作はタイトルや無人島でのサバイバル生活などの共通点から、映画「キャスト・アウェイ」から着想を得ているものと思われる。映画「キャスト・アウェイ」は過酷な無人島生活に心を蝕まれていく主人公の描写で知られており、特に自らの血で顔を描いたバレーボールを話し相手にするシーンで有名だ。
本作でも、飢えや渇きといった一般的なステータスに並んで正気度(Sanity)なるサバイバルゲームでは見慣れない項目が用意されているほか、トレーラーで骸骨のような不気味な敵と戦っていたり、島を探索するなかで発見できるメモにも不穏な内容のものが含まれていたりと、ホラー的な展開を匂わすような描写が存在。そういった精神的恐怖や、無人島の過酷な環境といった要素に正気に蝕まれながらのサバイバル体験が本作の特徴となっているようだ。
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本作は現在早期アクセス配信中。早期アクセス期間は1年から2年程を予定しているという。正式リリースまでには新しいクラフトや、島や生物の追加といった要素の追加が計画されている。また、オンラインでの協力マルチプレイも今後実装予定であることが明かされている。
『Project Castaway』は PC(Steam)にて早期アクセス配信中。価格は税込2300円。