クレーンゲームセンター運営シム『クレーンゲーム専門店』発表。お客を呼びこみつつ景品ゲットは妨害しまくる悪徳店主ゲーム、出てきた景品を奪ったり筐体をバットで叩いたり
デベロッパーのsnownoooは1月9日、クレーンゲーム専門店運営シミュレーションゲーム『クレーンゲーム専門店(Prize Denied)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年第3四半期に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、ゲームセンターなどでおなじみのクレーンゲームの専門店を運営する作品だ。本格的な経営シミュレーションというよりも、クレーンゲームを用意してお客を楽しませつつ、特別なカードを使い“妨害”して楽しむゲームプレイとなる。
『クレーンゲーム専門店』にてプレイヤーは、クレーンゲーム専門店のオーナーとして、指定された毎日の収益目標の達成を目指す。店に設置するクレーンゲームは、入手したパーツを組み合わせてカスタマイズ可能。流行りのかわいい景品を入れるなどして、お客を惹きつけるわけだ。一方で、一定の確率で景品が掴めないアームなど、厳しい設定のパーツも用意されている。
本作の主人公は、かつては気前の良いオーナーとして知られていたが、それが災いして店が破産。そこで今度は狡猾な起業家となり、ふたたびクレーンゲーム専門店を出すことにしたのだという。つまり、クレーンゲームの魅力を高めてお客を呼び込みつつも、そう簡単に景品をゲットされないように工夫して、収益を高めていくのだ。
お客への“妨害”は、ユニークな効果を持つアクションカードを使うことで、クレーンゲームのプレイ中にもおこなえる。たとえば、バットで筐体を叩いてアームで掴んだ景品を落としたり、排出された景品をお客が手に取る前に盗んだり、あるいはクレーンゲームの評価ステータスを書き換えたりなど、さまざまな効果のアクションカードが存在。観察力と想像力を活かすことが求められ、上手く使えば1枚で複数のものに影響を与えることも可能だそうだ。
そして1日の営業が終わると、新たなアクションカードや、クレーンゲームのカスタマイズパーツがアンロック。パーツもカードとして用意され、あわせて100枚以上収録されるとのこと。また、収益目標を達成し店をさらに拡張させていくなかで、また新たなロケーションにも出店することとなる。
『クレーンゲーム専門店(Prize Denied)』は、PC(Steam)向けに2025年第3四半期に配信予定だ。