非対称型対戦ゲーム『プリッとプリズナー』8月28日よりオープンβテスト実施へ、誰でも参加可能。「うんぴ」や「おぴっこ」で脱獄めざす“排泄型脱出アクションパーティーゲーム”

ピンクルは8月27日、非対称型対戦ゲーム『プリッとプリズナー』のオープンβテストを、8月28日13時から9月9日17時にかけて実施すると発表した。

デベロッパーのピンクルは8月27日、非対称型対戦ゲーム『プリッとプリズナー』のオープンβテストを、8月28日13時から9月9日17時にかけて実施すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、誰でも無料で参加可能。

本作は、監獄島からの脱出を図る動物たちと、それを阻止する看守ロボットに別れて対戦する作品だ。“うんぴ”と“おぴっこ”が勝敗のカギを握る排泄型脱出アクションパーティーゲームだという。

『プリッとプリズナー』では、見た目はキュートながら世界でもっとも危険な犯罪者だという動物4人と、監獄島の超厳重警備を担う看守ロボット2人に分かれて対戦する。オンライン対戦はクイックマッチとプライベートマッチにてプレイでき、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch版ではローカル通信対戦にも対応する。

動物側のプレイヤーは、各ステージに用意されたミッションをクリアし、脱出ゲートを開いて脱走することを目指す。一方の看守ロボット側のプレイヤーは、動物たちを捕らえて仮眠室に送り、全員を熟睡状態にできれば勝利だ。なお仮眠室送りになった動物側のプレイヤーは、「ヒツジ数えゲーム」を成功させることで、1試合につき2回まで試合に復帰できる。

動物にはさまざまなキャラクターが用意され、それぞれ移動スピードや能力が異なる。たとえば、壁を登れる猫や、デコイで騙すゾウなどがいるそうだ。看守ロボットに関しては、捕獲能力が異なる上半身4種類と、移動能力が異なる下半身4種類の各パーツを自由に組み合わせて使用するかたちになる。

そして本作の特徴である“うんぴ”と“おぴっこ”について、動物側のプレイヤーはエサを食べることで排泄が可能となり、さまざまな効果を得られる。たとえば“うんぴ”をすると、うんぴハイにより一定時間ダッシュ状態になるほか、ロボットの進路を妨害したり、スイッチなどのステージギミックを操作したりできる。

一方の“おぴっこ”では、看守ロボットにかけてスタンさせたり、監視カメラなどのメカ系オブジェクトを故障させたり、あるいは特定のロボットや場所を仲間のプレイヤーに伝えるマーキングに使ったりといったことができる。

また看守ロボット側のプレイヤーにおいては、動物たちの“うんぴ”を特定の場所に集めることで、味方チーム全員がレベルアップ。ロボットの性能が強化され、捕獲がより容易になるという。“うんぴ”は、看守ロボットにとってもメリットのある要素というわけだ。

今回本作のオープンβテストが、PC(Steam)向けに8月28日13時から9月9日17時にかけて実施されることが決定した。製品版の一部モードとマップが利用可能となり、オンライン対戦を体験できる。マッチングシステムの技術的な確認と、ゲーム内バランスの調整を目的にしているとのことで、開発元は参加者からの意見を募り、ゲームのクオリティを向上させていきたいとしている。

プリッとプリズナー』は、PC(Steam)/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに今冬配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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