終末世界トラック運送ゲーム『Dust & Diesel: Deadland Delivery』発表。文明崩壊世界で運送会社を営み、武装トラックで盗賊撃退

デベロッパーのRejected Gamesは8月2日、運送会社運営シミュレーションゲーム『Dust & Diesel: Deadland Delivery』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

デベロッパーのRejected Gamesは8月2日、運送会社運営シミュレーションゲーム『Dust & Diesel: Deadland Delivery』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

本作は、荒廃したポストアポカリプス世界を舞台に、運送会社を運営する作品だ。会社の管理だけでなく、トラック運転手としてもプレイすることになる模様である。


『Dust & Diesel: Deadland Delivery』の舞台となるのは、デッドランドと呼ばれる文明崩壊後の世界。プレイヤーは小さな運送会社から始め、基本的なトラックを使って仕事をこなしながら、徐々に会社を発展させていく。オープンかつ過酷な環境のマップが用意され、各地で配送ミッションを請け負い、報酬を得ると同時に会社の評判を高めていくのだ。

ミッションの内容としては、人々が暮らす基地に物資を届けたり、特定の場所にあるコンテナを回収して運んだり、あるいは敵勢力の拠点に向かって盗まれた物資を奪還したりといったものなどが存在。それぞれに難易度が設定され、それに応じた報酬が用意される。プレイヤーは、ドライバーを雇用し、効率的な配送ルートを計画してミッションに臨むことになる。

荒廃した世界は路面状況が悪く、ほぼオフロード。トラックにはリアルな運転メカニズムが採用され、重量やバランスを考慮したハンドリングが求められるという。また道路には倒壊した建物などの障害物が存在することがあるほか、天候もさまざまに変化。自然災害が発生することもあり、場合によっては配送ルートを見直し迂回を強いられるそうだ。


配送ミッション中やマップの探索中には、貨物を奪おうとする盗賊に遭遇することもある。本作にはバトル要素が存在し、生き残るためにはそうした敵と戦わなければならない。トラックに搭載した武器を使って排除するのだ。また、敵の攻撃に耐えられるよう、トラックの防御面にも配慮する必要がある。

トラックはカスタマイズが可能で、上述した武器や装甲などのほか、エンジンやサスペンション、ホイール、燃料タンクなどの項目が存在。装備によって見た目が変化するだけでなく、トラックの耐久性やスピード、ハンドリング性能、燃料タンク容量、最大積載量などのステータスが変化する。トレイラーでは、武器を使い障害物を吹っ飛ばしたり、急な坂道をウィンチを使って登ったりするシーンがあり、これらも追加装備によって可能になるのかもしれない。


本作の開発元Rejected Gamesは、地下シェルター建設シミュレーションゲーム『Mr. プレッパー』を手がけたことで知られるスタジオだ。同スタジオは、ポストアポカリプス世界を舞台とする拠点構築型タワーディフェンスゲーム『Mr. Nomad』を昨年発表しており、これに続いてさらに終末世界モノを手がけることとなった。

『Dust & Diesel: Deadland Delivery』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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