絵巻風ローグライク『百鬼夜行サバイバー』Steam向けに発表、10月下旬配信へ。多彩な仲間と陣形を組んで、魑魅魍魎の群れに立ち向かう


デベロッパーの株式会社pixydaは8月31日、ローグライクアクションゲーム『百鬼夜行サバイバー』を発表、Steamストアページを公開した。10月下旬の配信を予定している。

『百鬼夜行サバイバー』は、『Vampire Survivors』を代表とする「サバイバー系」のローグライクアクションゲームだ。浮世絵戦国絵巻のようなグラフィックが特徴で、和風の世界観を持つローグライクとなる。プレイヤーは経験値を集めて自己強化しつつ、仲間キャラクターと陣形を組んで百鬼夜行を朝まで生き残らなければならない。1ステージは30分間で、全方位から絶えず魑魅魍魎が襲い来る。またステージ内には複数の鳥居が設置されており、これらを全て破壊することがゲームを進めていく上で重要となりそうだ。


本作には、「敵将」と呼ばれるボス級の大型モンスターも登場する。敵将は、1体の体力が多めに設定されているようで、チームの攻撃が全方位に分散している状態ではなかなか討伐することができない。そこで、プレイヤーは拡散攻撃と集中攻撃の2つのモードを切り替えて対応することが可能。体力の少ない小型モンスターに取り囲まれているときは拡散攻撃で周囲全体をまんべんなく蹴散らしたり、道を切り開きたいときや敵将出現に対しては集中攻撃モードに切り替えてチームのダメージを一点に集めたりできる。


また本作では、主人公の周囲5方位に仲間キャラクターを配置することで、計6種の攻撃を組み合わせて多様な妖怪変化たちと戦うことになる。仲間には体力・攻撃力・素早さなどのパラメータと、固有の攻撃アビリティが備わっている。主人公選択だけでなく、周囲をどのキャラクターで固めるかでも戦局が変化しそうだ。「段位」が上がる際に入手できるアイテム選択と合わせて、有利に立ち回るための工夫が求められる。

開発を手がける株式会社pixydaは北海道札幌市内に拠点を置くゲーム開発会社だ。過去にはNintendo Switch向けに『ソリティ馬 Ride On!』の開発や、モバイル向けアプリ『ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!』の開発・運営を行っている。『百鬼夜行サバイバー』は同社が初めてSteamに配信するゲームとなる模様。

『百鬼夜行サバイバー』はPC(Steam)にて、10月下旬配信予定。