『Fallout 4』ではPerkごとに経験値が設定され全種コンプで275レベル分、プレイスタイルを限定したキャラ育成が求められる
ポストアポカリプスRPGシリーズ最新作『Fallout 4』には、Perkごとにレベルと経験値が設けられていることが、Official Xbox Magazine最新号に掲載のインタビューから明らかになった。Gamespressoをはじめ、複数の海外メディアが報じている。全種類のPerkを最大まで成長させるには合計275回のレベルアップが必要で、コンプリートには膨大なプレイ時間を要するとのこと。好みのプレイスタイルに限定したPerk選択とキャラクターの育成が求められそうだ。
グールになるまで遊べるRPG
Official Xbox Magazineのインタビューに答えたBethesdaの代表者によると、「プレイヤーのレベルは従来通り経験値の蓄積で成長し、レベルアップごとにPerkへ割り振るポイントがもらえます。しかし、今回はそれらPerkごとにも経験値に基づくレベルが設定されているのです。Perkごとってことはつまり、全てのTierを余すところなく最大まで強化するくらい長時間遊べたと仮定して、その過程で未知のバフとおぞましい現実世界の病気の数々をもらいながら……コンプリートには合計275回分ってことですね」とのこと。
前作『Fallout 3』やスピンオフ作品『Fallout: New Vegas』にも複数回重複して習得することでランクを強化できるPerkはあったが、どうやら本作では全てのPerkが独自に成長していくようだ。本編クリアまでに到達する平均プレイヤーレベルや、何種類のPerkが存在するかといった具体的な数字には触れられていないが、スタッフが冗談を交えているように、日常生活に支障をきたさない範囲でPerkを成長させる機会は275回よりも大幅に少なくなるだろう。リアルグールに成り果てるまで遊ばない限り、必然とプレイスタイルに限定した選択が要求されそうだ。プレイ時間が前作を優に超えることは間違いない。
『Fallout 4』は、2008年の前作『Fallout 3』からじつに7年ぶりとなるBethesda Game Studios開発のナンバリングタイトル最新作。Bethesda Softworksから2015年11月10日(国内向けには同年冬)の発売を予定している。今月はじめ、クリア後のワールド探索が可能なことやレベル上限が設けられていないことが明らかにされた。また、先日には未公開映像がアダルト動画サイトに流出したことで、ハメ撮りカテゴリーにて大いに脚光を浴びることとなった。ファンの股間でフォールアウトを発生させた本作にはエロにも勝る魅力がある。