超パワー君主王国建設ゲーム『Overthrown』12月6日に早期アクセス配信へ。建物をも軽々持ち上げるパワフル君主となって王国作り、最大6人協力プレイ対応

王国建設シミュレーションゲーム『Overthrown』の早期アクセス配信が12月5日に開始される。本作は超人的な力を持つ君主となり、危険あふれるファンタジー世界にいちから王国を築く作品だ。

パブリッシャーのMaximum Entertainmentは11月22日、Brimstoneが手がける王国建設シミュレーションゲーム『Overthrown』の早期アクセス配信を、12月5日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S。ストアページによると、日本では時差の関係で12月6日配信となるようだ。また、Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。

本作は、超人的な力を持つ君主となり、危険あふれるファンタジー世界にいちから王国を築く作品だ。ソロプレイおよび最大6人でのオンライン協力プレイに対応。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Overthrown』にてプレイヤーは、“魂を盗む魔力を備えた古代の王冠”を所有する君主となり、何もない荒野にいちから王国を建設し統治する。まずは周囲を探索して資源を集め、さまざまな施設を建設して国民を増やしていく。

建設できる施設には、役場や各種店、資源を抽出・加工する工場などが存在。国民を休ませるための住居や、食料を提供する店は、人口に応じて作ることが求められる。ほかにも、たとえば畑を作って農業をする場合は、トイレを建設して肥料を生産することになるだろう。施設は基本的に国民の働く場となり、それぞれの施設の役割に応じて作業が自動化される格好となる。また、新たな施設や技術は、研究ツリーを通じてアンロックしていくことができる。

主人公は、所有する古代の王冠により超人的なパワーを有している。たとえば、建物の配置を見直すのであれば、その建物を持ち上げて運ぶことができる。また、資源となる巨大な樹木を引っこ抜き、担いで運んだり投げ飛ばしたりといったことなど朝飯前。何なら製材所の方を担いで森へと向かい、そのまま木々を吸い込ませて一気に加工するなんて力技も可能だ。

本作にはバトル要素も存在し、ミュータントや盗賊といった無法者から王国を守ることが求められる。ここでも主人公のパワーが活躍し、猛スピードで走って襲撃現場に直行したり、剣で多数の敵を薙ぎ払ったり、あるいはモンスターの巣を持ち上げて運び、盗賊のアジトの近くに置いておくといった戦略も可能だ。

王国建設を通じては、施設などを充実させて国民を増やしていくと同時に、国民の満足度も上げていかなければならない。もし国民の不満が溜まると、最終的には無法者の側に寝返ってしまうこともあるという。

早期アクセス配信開始時点では、施設建設やバトル要素まで、本作の基本的なゲームプレイがひととおり実装された状態になる見込み。オンライン協力プレイにも対応する。それから1年ほどさらに開発を進め、さらなるコンテンツを追加すると共に、コミュニティからのフィードバックをもとに改善なども進めていく計画だそうだ。ロードマップによると、最初の大型アップデートでは羊毛や火などに関する新たな技術が導入される模様である。

『Overthrown』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに12月6日に早期アクセス配信予定だ。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。また、正式リリース時にはPS5版も発売される予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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